カテゴリー「食育」の24件の記事

2008.11.01

刷り上ってきました

2008leaflet

 夏休み辺りからずるずると引っ張ってきたリーフレット作成仕事がやっと完了です。教委の添書つけて町内全校に配布しました。

 今年のテーマは朝食なので、朝食に特化した内容です。掲載した一週間分のメニュー例は、3人家族でお買い物した地元食材を使いまわして主食・主菜・副菜を揃えることを想定しています。
 例えば、週末に常備菜を作っておけばこんな料理に再利用できますとか、かぼちゃは切って冷凍しておけば、朝は下処理なしでそのまま鍋に入れられますとか、1人分だけ用意するなら電子レンジだけでも1食整えられますとか、そんな感じの工夫も紹介しました。

 こうでき上ってみると、なんで足かけ3カ月もかかったんだろうという感じですが(^_^;)一人で作ってるワケじゃないのでしかたないのかな。

 印刷は昨年のリーフレットと同じところ。キャンペーン価格で5000部42500円コミコミ。印刷きれいだし早いし、ネット入稿できるし、もう地元業者さんではホントに歯が立たないですね(^_^;
 ただ、差し替え不可で入稿するので、校正はこちらで念入りにやらなくちゃなのです。今回も修正を重ねて最終的に第8稿までいきました(^_^;

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2007.12.14

授業参観+試食会+講話

 これもちょっと前の小学校の授業。
 この小学校からは毎年、2年生の授業2クラス→保護者講演会→試食会というコンボで依頼されているのですが、今年は授業参観付き授業+試食会+講演会ということでひとつハードルが高くなりました。
 でも、授業参観はこちらとしても願ったりなので(保護者に直接働きかけができる機会♪)二つ返事でお引き受けいたしました。

 そしたら、今回は2クラス合同で場所は体育館、時間も60分でお願いできないかとのこと。

 あー…体育館でちゃんとした授業やるのは初めてかも。総合学習とかヘルシー教室みたいなのはあるけど。ついでにいえば60分という半端な時間の授業も初めてだ(笑)。しかも集中力持続しなさそうな小2に(^_^;

 私、実はうちの中学校のでっかい体育館では後ろまで声が通りません。
 学年主任級は、もちろん通ります。怒鳴り声はもちろんですが(笑)、説明とかもしっかり聞こえます。
 毎年、4月頭のオリエンテーションで私が話す機会があるんですが、「今年こそ!」と意気込んでがんばっても、いつも途中で拡声器を渡されます(ToT)

 「ここで地声を張れないようでは中学校の教員は務まらないなぁ」と結構毎年落ち込んでたりしたので体育館には不安があったのですが…いやー、小学校の体育館は大丈夫でした(笑)。しっかり後ろまで声が届いてる手ごたえがありました。ハコのサイズの違いもあるだろうけど、劇場と同じで体育館にも音響の違いがあるらしい(笑)。

 というわけで、野菜嫌いでお残しの多い子どもたちの実態を踏まえて、学担と打ち合わせを重ねて授業に臨みました。

Genki1

 なーんかどっかで見たようなキャラクターという気もしますが(^_^;、東山書房の「はじめよう食育」にデータが収録されていた「3つのげんきっこ」のキャラを使わせていただきました。拡大ボードに使うにはちょっと主線が細かったので太く加工してありますが。
 今風のデザインで子ども受けはとてもよかったです。教室用にミニサイズの分身を作って置いてきました。この日だけで終わらせないで日常指導に生かしてもらえるとありがたいなぁ。

 ボードの上から突き出てるのは、3群の主な食品です。これ、指導者が使った後、ボード上に刺したら強度不足でぷらんぷらんしちゃって、舞台下からの子どもの目線では見えにくかった。ちょっと失敗…

 授業内容自体は、簡単に言えば3つの食品群のはたらきとその日の給食に使われている食材に触れて、苦手な野菜も体にとって大切なんだねっという、まぁありがちな展開です。

 でもそこはせっかく学級担任お2人と3人で組んだTTなので、導入に寸劇を入れたり、体育館という広さを生かして、子どもたちを動かして正解のパネルの前に集合!というような活動を取り入れたりなどしてみました。

 あとは、せっかくお母さん方がこれだけ揃っているのに授業に参加してもらわない手はない!と思い、ウッカリ最前列に座ってしまった(笑)保護者の皆様にも協力をお願いしました。

Genki2
 手に持ってもらっているのは、その日の給食に使われている食材の絵カードです。絵カードを持って立ったり座ったり頭の上に持ち上げたり(^_^;
 さらに、3群分けクイズで子どもたちが3群ボードの前に分かれて立っているところへ、絵カード持ってるお母さんに正解へ向かって走ってもらったり(笑)と活躍していただきました。きいろに行くと見せかけて正解のあかに行くなどフェイントかまして盛り上げてくれたりして、いきなりなのに皆さん大変お上手ヽ(^o^;)ノ

 保護者の「授業参観」ではなく「授業参加」は、特に食育に関することに関してはかなり有効なのかなという感じがします。中学校でも何かネタ考えてみよう…。
 子どもからも大人からもちょっと目新しく感じられたようで、授業の方はけっこう好評でした。

 ただ、授業の準備でせいいっぱいだったので、講話の方はなんの準備もせず行き当たりばったりでしゃべくり倒しておしまいだったのが…(汗) せっかくの機会だったのでもっといろいろやりたいことがあったのに。

 あっもうひとつトチリがあった。導入の寸劇、おもいっきり台詞の順番入れ替えちゃって(笑)。あか→きいろ→みどりの順だったのに、イキナリ「きいろのげんきっこ」を召喚しちゃったの。「げんきっこ」役の若い男の先生の顔に縦線入れてあわてさせてしまいました(苦笑)。
 こんなんじゃまだまだ女優への道は険しいわねー(爆)。

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2007.12.09

JAまつり

Jamaturi1

 週末の2日間、町内で開催されたJAまつりに、「学校給食展」として出展しました。

 …今年何度目の食育展ですかって感じですが、もともとの予定はこれ1回だけで、県の方の2回分はあくまで突然飛びこんできたんであって(苦笑)。

 今回の展示内容は、学校給食における地産地消を中心に、学校の食育等についていろいろ。給食委員会で今年やってる生産農家訪問のことなど。それからアンケートとこの間作った食育リーフレットの配布。地場産物を使った給食メニューの試食とレシピ配布。地場産物の食べものクイズなどなど。
 今回は試食があるので調理員さんたちも大勢協力してくれました。私たち栄養士を含めて全員ボランティア参加です。

 いつもJAさんには地場産物の導入にご尽力いただいているので、今回はギブアンドテイクでこちらから協力させてくださいとお願いしました。学校数多いので配送大変だし、そもそも学校に出すより市場に出したほうが儲かるので、最初はJAさんはぜんぜん乗り気じゃなかったんです。学区の農家さんに直接交渉するところからスタートして、ここまでいい関係になるまで何年もかかったなぁ…。

 もちろん、学校の活動を地域の皆さんにPRするというのが第一目的なんですけどね。

 今回の企画は自分が主務者ではないのでだいぶ気楽なハズだったのですが、それでも結局は金曜の明け方くらいまで展示パネルとか子ども向けの食べものクイズコーナーの準備とかやってました。搬入は金曜日の退勤後、夜にやりました(一応職務外なので)。

Jamaturi2

 お揃いでスタッフエプロン作りました。ワークマンの1000円エプロンに、久しぶりのアイロンプリント。
 何年かアイロンプリントものを作らないうちに、アイロンペーパーも新しいものがいろいろ出回ってました。それでも12枚ほど押して腕と肩が攣りそうになって限界(笑)。半分、他校で手伝ってもらえたので助かりました(^_^;

 で、主目的は…果たして果たせてるんでしょうか。その辺は来場者アンケートの集計待ちです。JAのイベントだけあって、60代以降の高齢の方が多くてねぇ…「うちゃもう孫も仕上がった(成人した)」って方たちが大多数なんですよ(^o^; メインターゲットの子育て層にアピールするには難しいかもなぁ。

 「私たちがいつも誇り持ってやってること、これだけの給食を地域の子どもたちに出してるんだってことをぜひ地域の皆さんに知ってもらいましょうよ」と最初に調理員さんと話し合いました。
 普段対外的な行事にはほとんど顔を出して参加することのない調理員さんたちが、皆さん生き生きとした笑顔で大活躍してくれてたのが嬉しかったです。これだけでもやった甲斐あったなー。

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2007.12.01

すべての山に登れ

 毎日毎日、大きな山、小さな山、一つずつ越えています。岩にけつまずいたり滑り落ちたり、子どもたちの素直な反応に励まされたりしながら。

 これは先々週の比較的小さな山。

Sijyou_1

 宿泊学習前の小学校5年生。小学校学習教材活用「紙上バイキング」のところです。宿泊先の食事(バイキング)の状況がなかなかすごいことになっているという実態を受けて昨年から始まった授業

Sijyou_2

 1回目、自由に取らせるとこんな感じに選んできたものが

Sijyou_3

 主食・主菜・副菜のバランスを学んだ後の2回目は、こんな感じになります。

 

 今回は、後日の研究発表のこともあり、小学校にお願いしてこの授業と実際の宿泊学習前後の意識の違いや、宿泊学習当日の食事の状況もデータを取ることになりました。
 水戸の全国大会を見て、事前事後の比較データのない研究発表なんてないことを学んでしまったし(^_^;

 研究発表のためにやってる授業ではもちろんないのですが、発表があるとなると、とっておかなくてはならないものがいろいろとでてきます(^_^;
 最近、授業はビデオ記録を取るようにしました。…後でひとりでこっそり見ると直ちに穴掘って埋まりたい気持ちになります。未だに。

 …あっ、大切なこと思い出した。小学校高学年用学習教材の紙上バイキングページ、いつの間にツナサラダが野菜サラダになってたんですか!

 確かにあの大量のツナは副菜にくくるはどうなのよって感じでしたが、改訂したならしたと告知してくださいよ~中学校には最新の小学校学習教材は回ってこないんですから!(泣)

 そしたら中学生用も結構変わってるトコあったよ…気付かないで一学期使ってたよ…。

 

 ※ もうお気づきかもしれませんが、この記事書いたの一カ月以上前です…また上げるの忘れてました。

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2007.10.28

食育フェア

食育フェア
大盛況です〜。配布物足りなくなりそう…

連日のイベント行事続きでしゃべり過ぎで喉痛い(>_<)

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2007.05.21

中一ギャップ

 …という言葉があります。心身が発達する時期に、周りは他小学校から入学してきた知らない人たち、授業は教科担任制、生活時間の変化など、小学校時代とは大きく異なる中学校の環境をきっかけにして、いじめや不登校が急増することをいうそうです。
 昨年、放送大学の講義でこの話が出たとき、現実に心当たりがあり過ぎて大きくうなずいてしまいました。

 

 で、これも中一ギャップの原因のひとつだよなぁと思うのが、家庭科の授業内容。

Syou_chuu_kateika_1  食品のはたらきについて、現在の学習指導要領で小学校では基本的に3群分けまでしかやっていません。画像の教科書でいうと右側ね。

 それが中学校だとイキナリ左側になります。五大栄養素どころか、糖質が消化されてぶどう糖にだのグリコーゲンとして肝臓に蓄えられだの、脂質は脂肪酸とグリセリンにだの、たんぱく質はアミノ酸に云々…などというところまでやります。
 単語としては出てきませんがアトウォーター係数も出てきます。その後には6つの食品群別の必要量をグラム(またはポイント)で理解させる授業に進みます…やってること、栄養士並。
 食品の見た目と重さの関係を理解するのもかなり難関です。私なんて、きゃべつ1枚何グラムとか可食部100グラムのりんごがどのくらいかさがあるのかとか、学生のころ毎日ハカリもって生活してたくらいなのに(苦笑)。

 問題なのはこれを中学一年の一学期、一番ドタマの授業でやってしまうこと…数ケ月前まであか・き・みどりの世界だった人たちにいきなりアミノ酸ですよ(^_^;
 ちなみにこの辺の内容が理科で登場するのは中学2年生の後期です。これではみんな、家庭科の座学がキライになってしまうこと間違いなしです(^_^;

 それでも、栄養士会のグループ研究で今回この単元を研究することになったので、うちの学校の家庭科の先生にお願いし、しばらく授業を見学させていただいてました。
 授業内容も難しいけど、理解させるというより単語を詰め込んでいかくなくてはならないような内容を、私たちだからこそできる切り口でやっていくにはどうすればいいのか…むむむむ。

 

 昨年度、研修会でこの単元の模擬授業があったとき、見ていた小学校の栄養士から「中学校でこんなに難しいことをやっているとは思わなかった」「小学校の段階で少なくとも3群分けくらいは完璧にしていないとついていけないことが分かった」という感想がたくさんでていました。私も、中学校に初めて異動した時すごく驚いたクチです(^_^;

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2007.05.16

トマト畑訪問

Tomato1

 本校の今年度経営方針に「地域社会への貢献」と「生徒会活動の活性化」というのがあります。これは前校長の置き土産的課題なのですが、実際に本校でこの2点が弱かったことに関しては私も全く同感で、異動当初からずっと考えていたところでありました。

 まずは担当している給食委員会活動の活性化ということで、組織を「朝ご飯推進部」、「地産地消部」、「広報活動部」に分け、それぞれで活動を推進することに。
 来週、町内産のトマトを給食に取り入れるに当たり、地産地消部代表の生徒を連れて、トマト生産部会長さんの畑に行ってきました。
 トマトについて調べたり、写真やビデオをとったり、生産農家の方にインタビューをしたりしてまとめたものが、当日のトマト給食といっしょに全校に放送される予定です。なんだかプチ総合学習のような感じですが、本校では今まで総合でも校外に出て活動するということはなかったので、今回のことで「校外活動実施届」という書類の様式が新しくできあがりました(^_^;

Tomato2

 トマトも、いちごなどと同じく蜂を使って交配させてるのは知りませんでした。蜂がぶんぶん飛んでいたので、連れて行った生徒達の中に蜂に刺されるとヤバい子はいなかったよな…とドキッとしました。蜂刺されリーチかかっててアナフィラキシー起こすので救急搬送必要な子がたまにいます。(エピペン持たせて欲しい…)

 

Pescatore

 おまけ。今日大人気だったペスカトーレ。これのトマトは缶詰のですけどね(^_^;)

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2007.02.14

紙上バイキング

 最近芝居話ばっかしてますが、書いてないだけで仕事もしています(笑)。ということで、先月小学校に行って授業してきた時の使用教材をご紹介。

 前にちらっと書いたかな、夏休みに町内4人の栄養士で作った料理カードです。食生活学習教材(高学年用)の「紙上バイキング」より。
 本町の5年生は、1月に臨海自然教室に行きます。宿泊先の食事はバイキング形式なのです(^_^; 去年までは、子どもたちは欲望のおもむくままに食事していたので(^_^;事前指導を兼ねてこの時期にやることになりました。

Syokuji_card

 40種類くらいの絵カードを一クラス分40枚ずつ作りました。実は丸1日以上かかってます(^_^;予想以上に大変でした。カラーでプリントアウトしたものに補強の意味でラミネートして切り抜いて…町内10校で使いまわすので強度はとても重要…。

  Viking2

 本の中だけでバイキングするより、ぐっとそれらしくなりますよね。(もちろん本物のバイキングには及びませんが…) 市販品でこの手のカードもありますけど、この場合は本と全く同じイラストを使ってないと意味がないわけで。

 100均トレイ(スタック収納可能なものを見つけました)に料理名をつけて、出先の学校でもささっと用意できるようにしています。

Viking3_1

 テーブルに戻って選んだ料理を並べてみたところ。この後、本のページを進めて自分が「主食」「主菜」「副菜」をバランスよく取っていたのかをチェックするわけです。
 最初は何も言わないで自由に取らせるので、大抵は副菜が不足して主菜が過多になります。でも、指導後2回、3回と回数をこなすうちにだんだん上手に取れるようになってきます。
 本番の自然教室ではどうだったのかな?今度小学校の先生に会ったときに聞いてみます。

 カードを取るときにお盆が用意できるともっとそれらしくなるんでしょうけどね。午前中なので無理でした。中学校のお盆がこの夏買い替え予定なので、一クラス分処分しないでキープしておきましょうか。

 

 ただ今右サイドバーのリンクを少し見直し中です。とりあえず【情報リンク】の上の方が新着…とはいえないけど(^_^;新しく加えたもの。そろそろ年計を見直さなくてはなので、食育新6観点へのリンクもを入れておきました。これ、言われ出してからずいぶん経ちますが、公式にはっきりとした形で出てきませんねー。

 食生活学習教材へのリンク、配布該当学年以外で活用しようとすると結構無くされてしまってたりするので、印刷データがあると助かります。いつの間にか低学年用もアップされていました。
 そういえば、上のカードって、リンク先のPDFデータを加工して作ったわけなんですが、これって許可取れば再配布できるのかしら…。多分、使いたい方他にもいると思うんだけど。

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2006.07.30

栄養教諭 学校全体の取り組み調整

 いよいよ夏らしい空になってまいりました。長雨や日照不足で野菜が値上がりしていますが、とりあえず給食が終わった後でホッとしています。我が家の家計的にはもちろん困りものなのですが(^_^;9月までには落ち着くといいな。お米のほうも心配だし。

シリーズ「食育の現場から」(日経夕刊)その2(給食万歳 All I Want for School Dinners)

 doniさんちの記事ですが、 コメントに書こうと思ったら収まりきらなくなったので、自ブログからトラバにしてみました。

 「全体の調整役」…うーん、これは昔からよく聞く言葉ですよね(笑)。校内を見渡して、まず手始めにどこにとっかかりを作るか、成果を出してみんなに注目してもらって意識を高めて次につなげ、次第に周囲の先生方を巻き込んで学校全体の取り組みに……と言葉にするのは簡単だけどすげー難題だ。特に、仕事のしかたが一匹狼になりがちな一人職の(笑)私たちにはかなりの難題。いっそ研究指定もらってきたいくらい。

 調整役なら、今までだって自分トコの給食現場の調整役、町内未配置校全校の現場の調整役、さらに給食主任の先生方を集めて食育推進のための調整役みたいなこともやってますけど、そういう担当者が集まる町全体よりも、かえって自分の学校の中で、校務分掌的に縁もゆかりもない人たちにその気になってもらう方が難しいと思う。

 それに、文科省も、ひたすら食育への取り組みを推進するばかりで具体的に

 『この学年で年間で何時間、これこれこういう程度の内容はどの学校でもやっておかないとダメですよー』

 という強制的なものは打ち出してないんですよね。強制も度が過ぎると困りものですが、学習指導要領にも載っていないようなことは一般の先生方の意識の中では後回しになりがち。いくら食育基本法という「法律」ができても、その下に具体的なものが出てこないと学校単位では動かない。

 現状での取り組みは、栄養教諭,学校栄養職員をはじめとした関係職員の熱意や努力に頼っているのが現状ではないでしょうか。だから、学校ごとの温度差によって、取り組み度合いにかなり格差が出てしまっている。

 私は教科「食育」というのができてしまうのが一番てっとり早いとは思うんですけどね(笑)。文科省的にはひとつの教科に収まらず各教科,領域を横断しての取り組みを打ち出してるし、もちろんそれがうまく軌道に乗ればそっちの方がずっといいけど、それはもとから既に教員の皆様ですら難しい話。
 言うのは簡単だけど、どう考えても自分ひとりでがんばるより「全体の調整役」の方が難しいでしょ。中学校の道徳教育が今こんな感じに近いんじゃないかなぁ。 

 あと記事中にもありますが、今後も栄養教諭が入る見込みがないところもあるわけですよ。栄養教諭どころか従来の学校栄養職員すらいない給食未実施校やセンター受配校はどうするんでしょうか。従来どおりセンターや近隣の栄養士が行くしかないわけですが、それではあくまで「外部の人」であって、学校内部組織の調整役というわけにはいかないです。
 特に中学校で総合的な学習が破綻してるのも、学校にそれ専門の先生がいないっていうのが大きな原因のひとつだと思うしなー。食育も栄養教諭制度も、理想ばかりが先行して現場の整備が追いつかず、総合的な学習の時と同じように絵に描いた餅状態になってしまっては元も子もありません。

 記事中にもあるとおり、確かにここ1年くらいで管理職への働きかけが強まったのでしょうか、管理職の方からはずいぶん「食育」という言葉が聞かれるようになりました。
 教育改革のための重点行動計画にも食育は大きく打ち出されているようです。そろそろ改定作業中であると思われる次の学習指導要領でどのくらいはっきりと謳われるのでしょうか。

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2006.03.21

授業技術と演劇

 今日、清掃中に生徒が「ひょっこりひょーうたんじーま♪」と歌っていたので、なぜ君らはその若さでそんな昔の歌を知っているのかと尋ねたら、「…モー娘。」と思いっ切り冷めた目で見られたくむ@しまった若いフリしてたのに です。そういえばあったよな…

 さて、先月から不定期に続いてきた2年の学級活動が、今日で5クラス全部ようやく終わりました。クラスごとに傾向がかなり違ったため、毎回ビミョーに内容が変わって迷走気味でした(^_^;
 指導案も、グラフとかの掲示資料もクラスごとに毎回作り直していたため、昨年1年生の家庭科に2時間続きで出てた時よりよっぽど準備時間かかってます。

 自分の学校で教育実習やってるみたいなもんなのでどうぞビシバシご指導ください、と担任の先生にはお願いしてあったんですが、どうも教生にしちゃとうが立ちすぎてるせいか(笑)なかなかこちらが期待するような意見はしてもらいにくいのが残念です。

 先生方の褒め言葉を素直に受け取れるほど、自分が見えてないわけじゃないし…。
 確かに、昔は栄養士が授業をやったということだけでも評価されたりしました。でも、今はそんな単なる自己満足だけじゃなく、実際にどれだけ生徒の変容につながるか。今回はたった1時間の授業だけど、どれだけのものを残せるかという「成果」がなくちゃ意味がないワケで。

 それでも、今日のクラスは学習指導主任のクラスだったので、言葉を選びながらではありますが(って私ってそんなにコワいのかしら…(^_^;)いくつかご指摘をいただくことができました。

 その中で自分自身一番ハッとしたというか、さすがに見抜かれてるなぁと思ったこと。
 どのクラスでも、授業に集中できなかったり途中で茶々入れ出す生徒が2~3人はいるものですが、今日のクラスははそういう輩が下手側に集中してたんですね。←下手ってゆーな(笑)
 で、ペースを持ってかれたくないのでつい、下手側を向きその生徒たちの反応を見ながら授業を進行することが多くなってしまったんです。中盤過ぎた頃、真面目に集中して聞いてくれてる上手側の生徒への目配りが不足していることに気がついて、そこから全体に向かって話すようにしたのですが、これは担任の目からすればさすがに一発で見抜かれましたね。

 考えてみれば、自分が生徒側だった頃「先生が自分を見て話してるかどうか」というのは気になった覚えがあります。実際は見てなくてもね、自分に向かって話してると感じさせるのはかなり重要な気がする。

 これって舞台と同じだよね。例えるなら、自分に向かって芝居をしているように感じる1階席センターブロックと、どことなくよそよそしく感じる2階席後方の違い。同じこといわれていても説得力が違う。

 このところ、劇場に行く度に授業と演劇には共通するものがあるなとは思ってましたが…。

 あと、重要だと思うのが発声法。このところ石井さんのトークを聴く機会が多いので特に感じるんですが、役者さんの発声はどーんと前に出るような声なのでやはり聞き取りやすいんですね。聞き取りやすい声というのは確実に理解度upに繋がるだろうし。
 私といえば明らかな胸式呼吸で、さらに喉を酷使する発声をしているので、それこそ2時間もしゃべり続けると喉が痛くなります。そのうちポリープできるかも(苦笑)。どうにかしたいなぁ。

 ところで、え、埼玉は栄養教諭週10時間授業すか…(絶句)

 各都道府県ぞくぞくと採用が出始めた栄養教諭。うちの県では平成18年度の採用予定はゼロです(苦笑)。 特別非常勤講師の時といい、毎度のことながら流れに乗り遅れます。

 給食は残すところあと2回。いよいよ本格的に年度末モード突入ですな。

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2006.02.06

野菜嫌いと「対決する〜♪」

ただ今、某タイヤショップにてタイヤ交換待ち中(^o^;
スタッドレス用のホイールがないままだったんで、つい面倒で今日に至るまで履き替えてなかったのですが、今晩はどうもヤバそうな予報がでてるしで、思い切ってホイール買いました。
デカイ出費…。でも、こういう時に限って実は大して積もらないマーフィの法則(←死語)

今週から、2年生の5クラスで学級活動の授業を行います。教育実習単位振替に必要な授業時数は昨年のうちにクリアしてるんですが、別に自分のためにやることじゃないので(^_^;学年に時間の確保をお願いしました。

お願い…といっても、もともと学級活動の時数の中に「学校給食に関すること」として1時間確保されているハズのものなのですが。でもこちらからお願いしないと大抵スルーされちゃうの(苦笑)。毎年少しずつかかわれる場所を増やす、食育草の根運動(笑)。

内容は、食生活学習教材の活用も考慮して、朝食についてやるつもりだったんだけど、打ち合せしてたら学年主任から「野菜嫌いなうちの学年の実態を考えると野菜を中心にやって欲しい」とご要望が。
…確かに、一番野菜料理の残量が多い学年なんだよなー。やはり持ちネタ(朝食)でやり過ごそうなどと楽することを考えちゃイカンということか(笑)。学活は実態に合わせてやらなくちゃだぁ。

でも、普通なら大体小学校低学年辺りの題材だよねぇ。「野菜大好き!」とか「野菜と友だちになろう」とかいってさ。その辺りならまたネタストックもあるんですが、中学生、しかも2年…うーん。中学生でもってやるには難しい題材だなぁ。
普通に栄養がどうのって話したって、おそらく変容にはつながらないだろうし。大体、野菜には栄養があって体に必要だということはすでに知ってるんだよね、この人たちは。知識として知っていても食べないというのは、昨夏やった食生活実態調査でも明らかになってるのね。

なんかインパクトのある手で攻めないとだろうなぁ…と悩みつつ、大阪で指導案を大体考えてきました。最近週一で指導案作ってる気がする(笑)。あとは教材づくり。一クラス目は水曜日です。

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2005.08.11

食事バランスガイド

 朝、大学行って、夜、うち帰って、今度は学校行って深夜帰宅…という日々。く…苦しい。ヨロヨロ。

 先日の記事、フードガイド(仮称)が食事バランスガイドという名前になったそうです。フラッシュもあるでよ。アメリカさんに負けてへん。

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2005.07.09

少なくとも全部の小学校に配置を

 本校学区内の栄養職員未配置小学校を1校、担当しています。担当、といっても兼務辞令などがでているわけではなく、本当に内々の取り決めによるものです。もちろんその分給与加算とか出てるわけではありません(笑)。

 ちょっと前の話になりますが、この小学校のPTA対象の講演をしてきました。といっても70名ほどのこじんまりとしたものでしたが。

 中規模小学校であるその学校、とにかく残食が多いんです。新興住宅地を抱えているとはいえ、田舎ですよ!? 単独校ですよ!? 小学校ですよ!? なのに常時3割4割は当たり前~と、どこかの家電安売り店のような有様。もちろん無理に食べさせろっていいたいわけじゃ絶対ないですが、それにしても多過ぎ…。

 2年前に現在の中学校に異動してきた時も、日々のあまりの残量の多さに大ショックを受けたものですが、その後、保健所に提出する報告書(未配置校の書類作成の補助をしているので私も全部目を通してるんです)を見て、原因の一端がわかりました。

 小学校からこんなに当たり前の習慣のように食べてないんじゃ、中学生になったって急に野菜とか魚とか食べられるわきゃないよなぁ…(-_-;)

 今回、いろいろありましたが、結果的に所属校の他にその小学校の分も特別非常勤講師の辞令をいただきました。小学校の方の授業も、昨年の2年学級活動1時間から、今年は3学年6時間と増えました。

 正直、自分でも既にいっぱいいっぱいの限界も越えてる気がするけど、それでも先方が望んでくださるなら何だってやろうと思う。元来が意地っ張りな性格なので「できません」というのが大嫌いなのね(笑)。

 でも、いくら必死でやったって、年に何回か行くくらいじゃ所詮「お客さん」。子どもたちと毎日顔をつき合わせて、実態を肌で感じて動くのとはやれることの次元が違う。

 教育の機会は決して均等じゃない。全部の学校に栄養職員を配置して欲しいと、ずっと昔から思ってきました。すべての栄養職員が、未配置校や教育委員会業務や他所の心配ばかりにエネルギーを取られず、ただ自分の学校の子ども達のことに専念できる状況が理想でした。

 中学生になってからじゃ遅過ぎる。少なくても全部の小学校に配置の道が開かないかなぁ。

 教諭制になれば…それでいつかひとりでも多くの仲間が増えるなら…わざわざ己を追い詰めるような、それこそ仕事ばかり増える苦しい道を支持した一番の理由はそれ。私の場合はね。

 月末から認定講習が始まります。「栄養教諭になったって今までとなんにも変わらないじゃないか」といわれないように頑張ろう。

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2005.06.29

厚生・農水合作フードガイド

フードガイド(仮称)の名称及びイラストの決定・公表について

 い…忙しくなってまいりました~。ここに来て予定外の仕事がざくざく入ってきて、とりあえず後先考えず全部引き受けてしまっているけど、本当に大丈夫なのか自分?(^_^; タダでさえ7,8月は地獄のスケジュールが待ち受けているというのに。

 そんなわけでちょっと出遅れ気味の記事が↑ 今日初めて実際の画像(←注・PDFです)を見ましたが、なかなかわかりやすいのではないでしょうかね。成人向けだから、このまま子どもには使えないけど。

 こういう図示といえば、アメリカのフードピラミッドを思い出します。ケロッグの外箱なんかによく載ってたアレね。上に行くほど食べていい量が少なくなるアメリカ式に対して(ピラミッドだから)、日本式は下に行くほど少なくなるコマの形。全く逆になったというところもおもしろいですね。

 アメリカ式は最近ニューバージョンが出てるみたいです。…なんかぱっと見はさらに分かり難くなってる気がするけど、このサイトでは年齢や性別、運動量を入れると、必要なエネルギー量と食品群別摂取目標量まで出してくれるんですね。やはり時代は個別指導なのか…(^_^;

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2005.06.24

特別非常勤講師での授業

 と、いうわけで土壇場でお許しをいただきまして(^_^;無事発令の運びとなりました。まだ「紙」はいただいてないのですが、今週から早速1年生の家庭科に出ています。

 発令に当たり、指導主事サマからはかな~りキッツい条件を出されましたが…あまりにスバラシ過ぎで、果たしてどこまでできるかわかんないけど、頑張れる限りは頑張りますよ。

 ♪今が~決断をする~時だ~

 ♪This is the moment this is the day

 というようなミューナンバーを歌って自分を鼓舞させてみる(笑)。

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2005.06.10

食育基本法成立

健全な食生活の実現目指す 食育基本法成立、7月施行

 延びに延びましたがようやく決着つきましたね。コゼット、これ~からどうなる~♪(←まだレミゼモードが抜け切ってない)
 詳細は給食万歳!さんでどうぞ。いつもながらすごぉく詳しい記事が掲載されています。


 えと、それから、私的事情によりしばらく更新が滞るかもしれませんがご容赦ください(^_^; 人生、明日は何が起こるかわかんないなぁと知った一週間でした。

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2005.05.26

食育基本法案可決前夜祭

 食育基本法案、順調に行けば明日当たり可決するそうですね。

 そもそも「食育」という言葉をマスコミに広めようとしてたのは服部幸應氏辺りだった気がするんですが(いいだしっぺかどうかは知らない)、いつの間にか法律ができるみたいよ、ってところまでに話が大きくなってきたのは何年前のことだったかな。

 子ども達を取り巻く食の問題。それこそ私たちはずいぶん昔から肌で感じていました。

 そんな中、学校栄養職員という立場で「何かしなくちゃいけない」「どうにかできないか」と考えた仲間達が、今までもずっと学校教育における食に関する指導を模索してきました。

 でも、栄養職員一人が問題提起して教育現場の底辺で叫んでみても、どんなに必死にがんばっても限界がある…。

 校内の指導体制が整い、ああ子ども達が変わってきたなぁと思っても、新年度になればまたスタッフが変わり新しい子ども達が入ってくる。
 一人でがんばっていてもダメだ、地域を、町を、あるいはもっとたくさんの人たちを巻き込むような大きな波にならなくては根本的な解決にはならない…ずっとそう考えてきました。

 だから今回の法制定が、それこそ国を挙げた竜巻になってくれるなら…。

 ただ、やっぱり聞いているとどうも農政寄りの法案みたいなので不安に感じてきたわけです。うまく言えませんが、農水・文科(さらに厚生も)ってあんまり連携取れてないというか、ぶっちゃけ互いに他人事感があるんだよね、それこそ私たちのような下の方でも。
 今までだって、農政さんにはけっこう急な話でムチャをいわれ、その度にちょっとモニョモニョしながら対応してきたのも事実。

 そしたら、先日教育関係のエライさん(詳しく言うとヤバそうなんでぼかす(^_^;)にこんなことをいわれたですよ。

 農政側は生産者側の視点から「食育」っていってるわけですが、私たち教育関係者はそれを都合のいいところだけうまく利用していればいいんですよ。

  目からウロコ(゚_゚,ポロ

 …確かにそうなんだよね。農政さんと教育さん、立ってる足場は確かに違うけど、見上げている星は多分同じ。ただ、そのお星サマに付けた名前や祈りのことばは違うけど(笑)。

 利害関係も一致してる上に、農政さんが子ども達の未来を考えてくれるのと同じくらいには、教育さんもこの先の国内農業に対して心配をしてる。

 具体的に言えば、こちらとしては地産地消推進で地場農家から直で新鮮な野菜を供給するシステム(これが学校単位くらいならともかく市町村単位でやろうとするといろんな横やりが入って過去何度挫折したか…)が構築できるなら、費用からも教育的効果から見てもおっけかまーん♪だし。

 だから、いくら議員さんが牛乳を水代わりに飲ませようなんてことをいっても、真に受けて実行する関係者はいないと思いますよ~。特に栄養士は、議員さんより栄養学を信仰(笑)してるわけですから。

 ちなみに、だいたい農政とマスコミ関係は「食育」、文科省は「食に関する指導」という表現を使っていたのですが、法整備に伴い今後「食育」で統一していくようですね。

 正直、文字表記なんて本気でどーでもいいんですけど、「食育」という言葉がこれだけ世に浸透してしまうと、先生方に対しても、保護者に対しても、管理職に対しても「食育ですから(-.-)」の一言で説明できるので非常にありがたいです(笑)。

 こういう世の中になるとは正直○年前には想像もしてませんでしたわ。

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2005.04.29

「おふくろの味」

「おふくろの味」は肉じゃが、みそ汁

 調査世代が不明ですが、こういう料理が上位にくるのはちょっとホッとする材料ですね。
 「お袋(レトルト)の味」と言われ出してずいぶん経ちますが、果たして現代の子ども達を対象に調査したら、どんな結果が出てくるのでしょうか。

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2005.04.22

食博覧会・大阪

 こんなのやるみたいです。おもしろそうだけど、大阪は遠いわ(^_^;

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2005.04.14

食育基本法案

 給食画像はぼちぼち更新してますが、ブログの方は滞ってます(^_^; 既にいっぱいいっぱいです。リンク先はちょっと前のものですが。

食育基本法案審議入り 民主は個人の問題と反対

 昨年からずっと引っ張っている食育基本法案ですが、民主党との調整がつかず継続審議となってます。郵政民営化に絡んだ政治的な駆け引きというヤツですね。野党側も、国民の「食」に対して危機意識を持っているという点では与党と共通認識のようですので、一刻も早い審議の正常化を望みます。

 食育基本法案については→のリンク先でどうぞ。

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2005.03.30

特別非常勤講師

 関係者以外には分からない話だと思うので読み飛ばしてください。
 
 
 
 
 
 
 本県での学校栄養職員の特別非常勤講師辞令発令状況は約50パーセント。2年前に本校に異動してきた時、町内での発令前歴はゼロでした。

 話はまた振り出しから、どうして学校栄養職員に対してこういう制度があるか、私達が発令を要望するのはなぜかというところから、始まりました。2年間、必死で現場対策と授業を両立して、栄養職員未配置校にも指導に行って、町教委を説得できる程度には実績を築いてきたつもりでした。

 今日、出張先の他校の職員室で電話をお借りして、町教委と別件で話していたら、たまたま指導主事より「来年度から辞令を発令する」というお話をいただきました。ただし、一年間通してではなく、授業をする期間だけ限定の短期間の発令で。

 …そのまま30分ほど話しました。出張先の他校の職員室でお借りした電話で。5時回っていたのでそこの先生は2人くらいしかいなかったけど。自分でもテンション上がってるのわかったけど、でも止まんなかった。話さずにいられなかった。

 「本当なら一年間どころかずっと継続的にやっていかなきゃ、効果なんて上がらないんじゃないんですか?」

 「私達は複数校の兼務辞令など出ていなくても、未配置校に献立を回している以上、献立内容と連動した指導も行うべきだし、それができるのは私達しかいない。現状では何の根拠すらなく単なる使命感だけで他校の面倒を見ているのが実情なんです。現状の動き難さを何とかするためにも、その辺りをきちんと対応できる根拠としてでも発令していただけないんですか?」

 挙げ句の果てに
「一回だけ行って授業やってくれば後はどうでもいいってことなんですか?教育ってそういうものなんですか!?」

 ………………何いってんだ自分、相手は指導主事だぞ。

 先方の立場もわかるし、その指導主事は実はとってもいい人なの。恨みはないんです。だけど、子ども達のために必要なことをやろうとしているのがどうしてダメなのか…。

 本校なんか、毎年新入生の7割が栄養職員未配置校から上がってくるんですよ。
 給食なんてただ昼飯が出てくる程度の認識しかなくて、食に対する意識などほとんどないに等しくて、6群どころか3群分けすらできない、家庭はもちろん、学校教育で食に関する指導なんて全く受けずに、6年間それが当たり前だと思ってきた子ども達。

 そういう素地の全くない子達に中学校に来て初めて「食育」なんて言い出しても限界があるんです。

 一年間通しの辞令があれば教育実習の単位に振り替えることができるのは知ってますが、正直もうそんなのどうでもよくなっちゃいました。大体、今までとこれからの苦難を考えたら教育実習いっちゃった方がおそらくラクです。

 #一番悪いのは、話をハッキリ通さない県教育委員会


 しばらくしたらここ、消すかも(ノ_・。)

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2005.03.20

フードプラネット

 先月放送のフードプラネット、やっとみました。4回放送にしてはアプローチが広過ぎてちょっととりとめない印象でしたが、いくつか興味深いお話もありました。

 フランスの味覚教育のことやってましたね。あちらは食文化を大切にするお国柄、子どもたちの味覚教育はだいぶ前から熱心に行われていて、3ツ星級のシェフも熱心に指導に参加しているという話はよく聞きます。
 日本でも三國清三シェフが提唱して各地でキッズシェフという活動を行っていますよね。三國さんといえばどうも厨房で怒鳴り散らして弟子を蹴っ飛ばしてるイメージしかなかったのですが(笑)、あれだけの技術と知名度を持ちながらこういう草の根的な活動をしていらっしゃることには素直に尊敬の気持ちです。
 決まったものばかり口にしている現代の子ども達、早い段階でいろいろな味を意識させることにより、幅広い食物のおいしさを味わうことのできる能力を身につけて欲しいですね。

 あと、松井選手の「まごわやさしい」を心がける話。これ生徒達にも見せたいなぁ。この言い回し自体はけっこうよく使われているんだけど、松井選手の口から出ると説得力が違うような(笑)。

 #ちなみにそれぞれの意味は以下のとおり。

   ま …豆(大豆)
   ご …ごま
   わ …わかめ(海藻)
   や …野菜
   さ …魚
   し …しいたけ(きのこ類)
   い …いも類

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2005.03.15

ほとんど全員が「食育」教育を肯定

100%近くが食育必要 幼児から始めるが60%

 ネット上でのアンケートといえば、以前ほどではないにせよある程度「パソコンを利用する世代」という限定された対象となるんじゃないかと思いますが、それでもこんなに高い数字が出るとはちょっと意外な感じもします。
 ほとんどの人が大切だと思っていても、具体的に何ができるのか…そんなところでしょうか。

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2005.03.06

朝食と学力の関係は…

 これはちょっと前の記事なんですが、いろんなところで話題に上っているので。まずはリンク先の記事をご覧ください。

<生活学力調査>朝食食べる子供は食べない子より正答率高い

 朝食欠食と成績とを直接的にクロスさせた調査自体はめずらしいにしろ、この記事はイカニモ私たちがよくやってしまいがちな落とし穴なのでは。私たち食育関係者は、子ども達にとにかく朝食を食べさせたいので(苦笑)、最初からそういう結果がでるのを期待しての調査なんですよね。朝食を食べるという行為が、生活リズムを整える第一歩という考え方が根本にありますし、不定愁訴との因果関係も確実にあることを経験として知っていますから。

 まず、朝食を食べない子が1%程度というのは、おそらく食事内容にまでは突っ込んで調査していないと思います。これが、ご飯に焼魚,味噌汁とか、パンに目玉焼きにサラダ…のように、主食・主菜・副菜と揃えてある程度食事としての体裁が整った朝食を摂っているかという質問だったら…何年か前に自分が小学生対象に調べたときは5割を切っていました。ご飯に味噌汁や、シリアルに牛乳はまだいい方で、菓子パン1個だけ、ふりかけご飯だけでも「朝食」でした。この辺の定義付けが曖昧なのはちょっと弱い感じ。

 あと、調査対象も2160人じゃ少な過ぎるのでは。欠食者0.8~1.4%じゃ20人ちょいくらい!? 統計学には詳しくないですが、欠食者との比較をメインにした調査なら、そちらのサンプルがもう一桁はないと説得力に欠けます。これじゃ○る○る大辞典とかの被験者数名で結論出しちゃってる調査と大差ないですよね。

 個人的には朝食と学力の関係、直接的にもあると思います。実際、朝食は体温を上げて体を目覚めさせて授業にも集中できて云々…という話もしょっちゅうしてます(笑)。だからすごーく気持ちはわかるんですけど、この調査結果でもってこういう結論を出してしまったとしたらいかがなものかと思います。

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