カテゴリー「食と安全」の17件の記事

2008.10.03

食品事故関連リンク集

覚書です。思い出したら随時追加。

 非食用の事故米穀の不正規流通米について(農林水産省)

 食品安全委員会(内閣府)

 農林水産消費安全技術センター(報道・発表等)

 リコールプラス  リコール情報ポータルサイト

 自主回収情報(有限会社アドバイザリースタッフ)

 HACCP関連情報データベース 基礎情報。うちの危機管理マニュアルを作るのに「食品事故対応マニュアル」が参考になってます。

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2008.09.28

フードファディズム

 雑記−「食育」(食品安全情報blog)

 このところの食品事件と直接は関係ないですが、リンク先の記事を読んで、思い出したことがひとつ。

 

フードファディズム - Wikipedia

 フードファディズム(food faddism)とは、食べものや栄養が健康と病気に与える影響を過大に信じること、科学が立証した事実に関係なく何らかの食べものや栄養が与える影響を過大評価することである。科学が立証したことよりもその影響を信じ固執していることである。

 

 行き過ぎたマクロビオティック(あくまで「行き過ぎ」です。マクロビの考え方自体は私自身納得できる部分もありますし) とにかく牛乳が毒じゃないと夜も日も明けないアンチ牛乳な皆さん、白砂糖は体に良くないと信じている人たち(ヒドいと「だからうちでは三温糖を使ってます」というオチがついたりする)、今ブームが再燃しているバナナなどの単品ダイエットも、広く考えればフードファディズムのひとつかなぁ。

 

 上記記事で、

 大橋さんはマクロビオティックにも熱心で、以前は肉を食べないので妊娠中に鉄分が不足するため毎日ひじきを食べているという話をしていて驚いたことがあります。汚染米とかメラミンとかで大騒ぎしていますが、そんなものよりはるかに問題が大きいです。

 という部分がありますが、仮にもマスメディアの世界にいた人が、よかれと思って妊娠中に毎日ひじきを食べまくってたなんて何でそうなるの〜と言いたくなります。大体、ひじきの無機ヒ素含有については一時かなり話題になってましたよね。
 無機ヒ素はもともとひじきに含まれますが、人間が食べてきた歴史も長く、日本人の一般的な食べ方なら全く問題ないといわれています。実際、給食でもときどきひじき料理を出しています。
 ただし「鉄分補給」目的の量を「毎日食べ続ける」のは明らかに「一般的な食べ方」を逸脱しています。しかも、妊婦さんが…(ToT)

 でも、栄養士や養護教諭でも単品ダイエットに励む人がいるくらいなので、しかたないのかな…(-_-メ)

 ひじきの件は「知らなかった、食べ過ぎはもうやめます」で、改善されるのかもしれませんが、この仕事をしていると「○○はよいもの」「△△は悪いもの」と頑なに信じ込んでいる人に出会うことがあります。
 しかも、盲信レベルまで行き着いている人の難しいところは、「自分だけが実行する」のではなくそれを成長期のわが子や周囲の人たちにも実行させようと画策する点です。

 一度「正しい」「それがすべて」だと信じてしまったことを修正するのは並大抵のことではありません。いくら論理的、科学的な根拠を提示したとしてもね。当人が理解しようと思っていないことは理解できないという、いわゆる「バカの壁」。

 

 上記リンク先から飛べるサイトで

 「手作り雑貨とかも売ってるエコなカフェでっせ」的な店にあった冊子

 の画像があるのでぜひご覧ください。ツッコミどころが多過ぎてなにか指摘する気持ちすら萎えますが、実際こういうレベルの理論武装で学校に乗り込んでくる正義感の塊のような人はもはや宗教の人です。
 だってこの冊子、アレだよね。よくポストに勝手に投げ込まれている勧誘冊子とノリが全くおんなじ(^_^;)

 

 子どもの食に責任を持つのは親の義務です。食に関する様々な情報にアンテナを高くし、それを実生活に生かそうとすること自体はすばらしいと思います。耳を塞いで目を閉じて、子どもの食事に無関心な人よりはずっと。

 ただ、そのアンテナの受信数がちょっと少なめで、受信した情報を鵜呑みにしてしまい客観的な判断ができない人が激増している気がするのです。

 メディアリテラシー教育の必要性が叫ばれて久しいですが、もう既に大人になってしまっている私たちは、

 何かを信じる時は、その意見の対極の立場からの情報にも耳を傾けてみよう。

 ということを肝に銘じるだけでも、客観的な判断の手助けになるのではないでしょうか。目の前には、情報収集にとてつもなく有効な箱があることですしね。

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2008.09.24

食品事件多発

 先週末は「ベトナムフェスティバル@代々木公園」と「フードシステムソリューション@ビッグサイト」と、東京で2つも行きたいイベントがありました。

 土日のベトナムフェスは過去最大規模ということで、行きたかったなぁ。それでもってベトナムつながりでミス・サイゴンと梯子できたらシアワセだったな(^_^;

 F-SYSの方は、特に手洗い,トイレ関係のノロウィルス対策最新設備(あると予想)を見たかったのと、あと金曜日に農水省のエライ人による食料自給率と学校給食についてのセミナーがあったので、実はそれがすごく聞きたかった。
 何とか休みとれないかなーとギリギリまで残業頑張ってみたけど、最終的に事故米騒動にトドメを刺され、諦めがつきました(^_^;

 

 その事故米、二転三転しましたが(^_^;うちの町は幸いにして該当品は使用していませんでした。でも、卵加工品は使っているので、「たまたま」運がよかっただけと肝に銘じています。

 今回は学校給食だけで大変な規模に膨れ上がっていますが(詳細はドニさんちをどぞ)たぶん、普段は可能な限り手作りメニューを出しているようなところでも、よほどの小規模でない限り厚焼卵やオムレツなどの卵製品だけは冷凍品を使っている場合が多いせいですよね。
 今回は該当してないですがたとえば錦糸卵、五目寿司なんかの色合いにちょっとだけ欲しい時にとってもありがたい素材品だし。

 卵の調理特性と安全上、大量調理ではいり卵系や卵とじ系、せいぜい目玉焼き系が限界。大規模センターだと限界値はもっと低い。慎重なところは、液卵を使ったかきたま汁もの系以外やらなかったりするくらい。
 でも、卵料理はある程度取り入れなくちゃだし、卵自体お安いので今は特に使いたい(苦笑)。給食向きの卵料理、もっと開発しよう…。

 

 メラミンミルクの方もなんだかイヤな予感がします。今日、薬剤師さんと話したんだけど、錠剤などには乳糖が使われるのでそちらへ広がることを心配していました。そういえばBSEの時も医薬品用途あったっけなぁ。

 この夏休み期間中、緊急時用の危機管理マニュアルを作っていたんですが、うう゛…もう少しいろんなケースを想定する必要がありそう…。

 

 とにかく、いろいろと立てこんでるような時期に限ってこういう事件は起きる。思い起こせば餃子事件。あの時も研究発表大会直前でエライことになってました。でも、ひとたび起これば当然、授業の準備があろうが会議があろうが仕事優先順位のトップ項目。提供している給食の安全に係わる問題となれば、たとえ「実際には健康被害が起きないレベル」でも、たとえ「被害範囲が広すぎて責任がうやむやな気配が周囲に漂っていても」そうするしかない…と私は思っているんですが(^_^;

 そして何か事あるごとに「安全確保を徹底」と通達を下す文科省サマ、もちろん産地確認等は今後もやっていきますが、実際問題現場レベルでは書面上での確認以上のことはムリです。
 当然、文科省給食担当様レベルの問題でもないので、国家レベルでの対策を早急にお願いします…麻生さん頼むよホントに(泣)。

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2008.02.14

「完全自給食」体験記

食ショック@YOL : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)二階堂記者の「完全自給食」体験記

 花うさぎさんに恋コメ劇評が載ってると教えてもらったのでお伺いした読売サイトで、何やらおもしろいことをやってました。
 なんだかニフのデイリーポータルZスーパーサイズ・ミー(逆パターンだけど)のノリですが、れっきとした読売1面記事。

 記者さんが自給率39%を体感してます。調味料もまともに使えない状況、これは辛い…。現状で確保できるのはエネルギーベースで996kcal、そして今後7年がんばれば、条件付でようやく戦後レベルの2020kcalに持ってこれるかも…ということらしいです。

※今回の「自給食メニュー」には、1日あたりの自給量がわずかしかない食料は反映されていません。
 996キロ・カロリーの場合、厳密には牛肉が1日1.7グラム、豚肉が1.7グラム、卵が4.4グラム、牛乳・乳製品が69.7グラム自給できますが、料理のしようがないので除いています。つまり、「自給食メニュー」のカロリー量は、実際には996キロ・カロリーを多少下回っています(反映させてもあまり変わりはしませんが)。
 2020キロ・カロリーの場合も同様で、実際の自給量は今回の「自給食メニュー」に加えて、例えば7日に1個の卵や、6日にコップ1杯の牛乳、2日に1杯のみそ汁などが食べられます。996キロ・カロリーの場合に比べて、想定する2020キロ・カロリーと実際のメニューのカロリー量には、開きが出ています。
 今回の「自給食メニュー」はあくまで基本メニューで、仮に1週間続ければ、多少の変化がつけられることになります。ただ、肉類や油の摂取量が不足することに変わりはありません。

 うーん、国内自給率が高そうな卵や牛乳あたりはもっと食べられるような印象でしたが、割合で行けばこんなもんみたいです。まぁ、牛乳がいくら余っていても国民全員が1本ずつ飲んでるわけじゃないだろうし、そもそも乳牛の飼料が海外依存なためでしょうかね。
 国民全員が輸入食品に頼らないことになったらこうなるというシミュレーションですね。次回は、ごく一般的な食生活を送る上で「中国産食品に出くわしたらそれを排除する食事」という条件で一カ月をぜひやってみてください…。

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2005.09.24

ツナとヒスタミン中毒

 うわー台風がきちゃったかー。本当に嵐を呼ぶ男なんですね石井さん。ライブやる度に天候荒れるそうで。
 んでも休校の心配まではしなくてよさそうなのでよかったわー。最悪、給食止めなくちゃならないとなると遊び行ってる場合じゃなくなっちゃうので(泣笑)。


 まぐろのヒスタミン中毒については要注意するべき点として周知の事実ですが、常温流通されているツナ缶については大丈夫なのかなと心配してました。缶詰にする段階で加熱殺菌はされているはずですけどね。
 するとこんな記事を発見。

缶詰の魚とツナサンドイッチのヒスタミン(食品安全情報blog)

 うちで普段使ってるのは缶詰でなくてレトルトですが、開封後の品温保持のために、サラダや和え物に使う時は必ず冷蔵保存にしてました。
 通常食品の取り扱いと同じく、開封後に時間を置かないことが重要みたいですね。油を切りたい時などちょっと早めに開封して冷蔵庫に入れておくことが多かったので、気をつけようと思います。
 給食では、もともと2時間以内の喫食が条件なので大丈夫ですが、小売店でサンドイッチ2時間陳列って…結構大変ですよねぇ。

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2005.08.30

ボタン型クールメモリー

 お松主演の今日のドラマ。いくつか引っかかる点はあったけど、8月6日朝のシーン辺りからもう正視できず、最後の西やんでダダ泣き。やっぱりどんな真っ当な理由つけても、人の上にあんなもの落としちゃいけん…。
 そういえば、地域性あると思いますけど、今うちの方の学校では戦争のことってほとんどやってないと思います。せめてこの時期くらいは、どこかで戦争について考えたいし、考えさせたいなと。

 日経BPのメルマガでこんなのが紹介されてました。

商品紹介/ボタン型クールメモリー

-40℃~+50℃までの幅広い温度帯に対応。測定開始から5分間隔で約1週間の温度を記録。 食品衛生管理の新基準HACCPにも大きく貢献。ボタン型クールメモリーなら製造から輸送、販売まで各工程ごとの温度管理・記録が手軽に行える。

 すごーい。センターはもちろん単独校でも使えそうですよね。お値段も9000円とお手頃…じゃなかった、別途43000円のリーダーが必要なのでした(^_^;

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2005.08.26

アスベスト

 学校内でも次々と発見されているアスベストですが、緊急の調査が学校にも降りて来てます。

 報道によると、給食関係では天井回りの他に、釜,焼き物機,揚げ物機辺りが可能性アリらしいです。ううっ、こればっかりは素人が見て分かるものばかりじゃないので、BSEの時みたいに各厨房機器メーカーはHPで情報開示をしてくれ~(^_^;
 あと、給食用ダムウェーターの内部なんてのもどこかで報道されてましたが、今までそんなとこどうなってるかなんて見たことなかったよ~(つか業者じゃないと見れません)

 それと耐熱手袋。手袋を買い換えるなら、前に記事で紹介したシリコン製のがおすすめです。 

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2005.08.16

妊婦はマグロも食べ過ぎに注意

魚介類等に含まれる水銀について(厚生労働省)

 ↑ここ、定期的に更新されるようです。現在の最新はコチラ
 前々から言われていることですが、これ対象者は胎児(ゆえに妊婦も)のみですので、「なー、魚ヤバいからオレ食わねー」というお子様にはよく説明してあげましょう。

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2005.03.29

BSE全頭検査緩和を容認

 仕事たまってて今日は更新するつもりなかったんだけどこれだけは~(^_^;

BSE全頭検査緩和を容認 専門調査会

 実際のリスクレベルと検査精度を考えると国内の全頭検査廃止には同意なんですが、アメリカからの圧力に屈するみたいなのはいやだな~。
 今後たとえ米国産牛輸入が再開されても、アメリカ国内できちんとした対策を講じてくれない限り、学校給食への直接的な使用はありえないだろうと。っていうか、今までも学校給食に使われるのは国産牛かオージーで、米国産牛はまず使われてなかったと思うけど。

 ただ問題は、加工品なのよね。現在も牛由来品を使ったものは基本的にはじいてますが、正確なところは調べようがないので、メーカーさんのいうことを信じるしかなくて。

 あと、学校給食におけるリスクコミュニケーションは非常に難しいです。「食べない」もしくは「別のものを選択する」ということが基本的に困難ですし、そもそもコミュニケーションの相手は実際に食べる人(子ども)というよりは保護者ですし。

 結局は、牛肉そのものは使わないか、もしくは検査済みの牛を高くても使うことになるか(当然3年後には検査費用が商品価格にのっかってくるのでしょう)どちらかに流れていく気がします…。

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2005.03.09

ポテチとアクリルアミド

ポテトチップスなどの含有成分に「有害の恐れ」

 これ、話題になったのって結構前だったよなーと思って比べたら、3年前でした。

加工食品中アクリルアミドに関するQ&A( 厚生労働省)

 1回に食べる量としてのリスクは、やはりポテトチップスやフライドポテトが最強みたいです。そういうのは給食ではほとんど出さないけど、考えてみれば大学いもとかの一部の料理でいも類を揚げる工程が入るものがありますね。

 あ、「炭水化物を多く含む食品を揚げる料理」といえば、揚げパンとかもなのか…?(汗)

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