カテゴリー「演劇・ミュージカル」の85件の記事

2009.01.07

2008年の観劇を振り返る

1月

  • ペテン師と詐欺師

2月

  • 恋はコメディ
  • プロデューサーズ

3月

  • 恋はコメディ
  • WILDe Beauty

4月

  • トゥーランドット
  • BROADWAY GALA CONCERT
  • 石井一孝ライブ Four you

5月

  • 是方博邦&石井一孝ライブ
  • レベッカ
  • ルドルフ

6月

  • DUETプレイベント
  • かもめ

7月

  • DUET
  • ミス・サイゴン
  • SISTERS

8月

  • ガラスの仮面
  • サ・ビ・タ
  • シンデレラ・ザ・ミュージカル
  • 宝塚BOYS
  • ミス・サイゴン
  • KAZUMASA ODA TOUR 2008「今日も どこかで」

9月

  • 詩人の恋
  • ミス・サイゴン

10月

  • 石井一孝4thCD発売記念ライブ
  • ミス・サイゴン

11月

  • SAMURAI7
  • RENT
  • エリザベート
  • ア・ラ・カルト~役者と音楽家のいるレストラン
  • KAZUMASA ODA TOUR 2008「きっとまたいつか」

12月

  • 愛と青春の宝塚
  • ギンギラ太陽's「BORN TO RUN さよなら初代0系新幹線~引退記念スペシャルバージョン~」
  • ラ・カージュ・オ・フォール 

 

 回数は…またまた記録更新してしまいました。昨夏、「海外旅行に行ったつもりになればこのくらいは許されるか!?」と開き直り、海外旅行に行ったくらいの投資して海外旅行に行ったくらいの期間都内に観劇滞在していたのが主な敗因か(^_^;)
 もう少し絞りたいとは思っているのですが、ストレスがたまりまくる生活に、心の健康上逃避行動がますます必要になってくる昨今。体の健康上はよくないんでしょうな。

 それでは恒例、一年間を振り返る企画。

今すぐにでも再演してほしい演目

  • ガラスの仮面
     これ感想書いてないな(^_^;) うっかり最前列センターで観てしまいいろいろとヒドイ目に(笑)。蜷川さん雨降らせすぎですって(^_^;)
     大和田美帆さんのマヤちゃんよかったですよー。彼女が年取る前に(^_^;)再演ではなくて続編をやってほしいです。亜弓さん役の新人さんもおキレイでした。お芝居の稽古いっぱいしてどんどん舞台やってほしいなー。あっ、真澄さまだけできれば別の方で…(^_^;)
  • 詩人の恋
     地元に来るときもう一度観たかったけど観劇会に入らないと…ということで諦めました(@_@。
  • ギンギラ太陽's
     ずーっと観たかったんですよギンギラ! 福岡の劇団による地方公演(笑…彼らにとって東京は地方なのです)で初ギンギラ。今回の主なネタは新幹線ですが、“鉄”でない私でも十分楽しめました。福岡ご当地ネタ、この夏に全国大会で行った時に猛勉強した甲斐あってついていけましたよ! 間違いなく昨年一番座席で笑い転げた舞台。

2~3年後に再演してほしい演目

  • プロデューサーズ
     主役2名、がんばっていますが、やはり別の人で観たいなぁ。川平慈英さんのマックスに岡田浩暉さんのレオとか、どうでしょ? 藤木ロジャー岡カルメンのカップルはもちろん鉄板で。
  • レベッカ
     これも感想書いてないな。ヒッチコックの映画が好きだったので観ました。シルビアのダンヴァース夫人はハマり役。一部キャスト替えで演出練り直しての再演を期待。
  • ミス・サイゴン
     自分にとってはちょっと別格扱いの作品ですからね…。2~3年後じゃ早いかな、また4年後くらいに観たいです。つか、ただ今博多座公演中ではあるんですが(笑)。
  • 宝塚BOYS
     間違いなく昨年一番泣いた演目。「愛と青春の宝塚」もそうだけど、一所懸命、ひたむきに何かに打ち込む姿に弱いんですね。今度は親を連れて行きたいと思った演目。
  • 小田和正コンサート
     今回のこれでもかこれでもかというツアースケジュールに、もう今度こそホントに大きいツアーは最後なんだろうなという気がしましたが(^_^;)
     観客を楽しませようとする気持ち、そしてお年を考えたら驚異としか思えないバイタリティにはずいぶん元気を分けてもらえました。今後もあんまり老体に鞭打ち過ぎない程度で(笑)活動してくれると嬉しいな。

再演があったらまた見たい演目

  • ア・ラ・カルト~役者と音楽家のいるレストラン
     まさかキリよく20thで終了とかいいませんよね?来年も観たいですよ~。
     平日限定のローリーが観られなくて残念だったけど、陰山ギャルソンは相変わらず色っぽかったし(笑)羽場さんは面白かったしなのでいーか(^_^;) この後ギンギラを見なかったら一番笑った舞台になる…ハズでした。
  • ラ・カージュ・オ・フォール
     いやー文句なしに楽しかった! 年の瀬にふさわしい華やかかつほろりとさせる舞台。そして市村さんはスゴイなぁと改めて思った次第。ザザが演じられる役者さんが他に思い浮かばないです。市村さんファイナルということなのでしばらく封印かなぁ。
     どうでもいい話ですけど、マチネで「愛と青春の宝塚(男を演じる女性多数)」、ソワレで「ラ・カージュ~(女を演じる男性多数)」と観たのですが、両演目とも極端に偏った男女比率の上に男女の配役までが逆なので頭が非常に混乱しました(爆)。このマチソワはかなり危険(^_^;)

なんか一言言っておきたい演目

  • WILDe Beauty
     「蜘蛛女のキス」で、もしかして私ってオギーのお耽美ワールドが好きなのかも!?とうっかり思って確かめに行きました。玉砕(爆)。たぶん、演出家の意図を半分も理解できてないわ私…(^_^;)
  • DUET
     公演期間中はとにかく「楽しい」「嬉しい」記憶しか残ってないなぁ。石井ファンとしても完全燃焼。悔いはないです。
  • SISTERS
     翌日すぐにDUETを観ていなかったら、おそらく一週間くらいは引きずってたなと思うくらい重かった…。松さんの狂気の演技は、テレビしかご存じない方が見たら驚くんじゃないかと思うくらいイッちゃってます。鈴木杏ちゃんもよかったー。
  • サ・ビ・タ
     これも感想書いてないな(^_^;) 芸達者な駒田さんと育三郎くんのからみが面白かったです。実は石井さんがゲストででる日なのを全く知らずに突然思い立って行ったので、カテコでのご登場で椅子から落ちそうになるくらい驚いた(^o^;
  • SAMURAI7
     偶然観れたようなものですが、思わぬところで拾いものの良作でした。コマ劇の舞台機構の妙も堪能できてよかったです。
  • BROADWAY GALA CONCERT
     やっぱり毎年お正月休みにやってほしいよー。特に今年は一月前半に観たいものなくて寂しかったです。
  • 愛と青春の宝塚
     絶賛全国ツアー中!ですので詳しくはまた改めて。石井ファンの欲目ではなく万人にお薦めできるいい作品だと思います。特に、宝塚にはどうも固定観念が打ち破れなくて…という方にお薦めしたい。絶対にイメージ変わると思います。なぜなら私がそうだったから(笑)。

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2008.11.17

RENT/SAMURAI 7

Touhou_rent

 映画化もされた超有名ミュージカル。オフ・ブロードウェイ初演前日に急逝したジョナサン・ラーソンの伝説。貧困、エイズ、ドラッグ…死と隣り合わせの生の中、夢や愛や友情を信じる若者たちのストーリー。Seasons of Love を初めとした名曲の数々。世界中にRENTヘッズと呼ばれる熱狂的ファンがたくさん…

 …なのですがしかし。私ときたら来日公演、映画と観てもどうにも心に響くものがなく、「やっぱ家賃くらいは何とかして払おうよ」などと平和ボケ日本人丸出しなことを思ってしまう始末。

 そんな、自分でも苦手意識のかなりあるRENTですが、今度こそ「家賃払わんでよか!」と思わせてくれるかも!と(笑)性懲りもなく観ました東宝版

 

 感想。今回のカンパニーには家賃減免措置を講じるのにやぶさかでないっつーか(爆)。

 しかし、やっぱり話に入り込めないのは映画版や来日公演と全くおんなじでした。役者さんたちはみんな好演してるし(特にコリンズ役者さん、久しぶりに「伝わる」人の歌を聴いたと思いました)、オリジナル演出にこだわりのない私は今回の演出にも特段文句もないので、もう間違いなく私自身の問題なのでありましょう。どうも何かを忘れたつまんないオトナになってしまったということなんだろうな。

 No day but today

 今、この瞬間だけを考えて生きることは、けっこう難しい。

 

 同日マチネは、新宿コマ劇場で公演中のSAMURAI7を観ました。原作の黒澤映画もGONZOアニメも未見ですが、実妹が今そのジャンルのようなのでなんとなく(笑)。

 これがついでくらいのつもりだったのに(失礼)意外とおもしろく、結果的にRENTより観て良かった度が高かった(^o^;

 剣の達人設定のカンベエさまの殺陣がショボいとかいろいろツッコミどころはあったけど(笑)、アニメファン仕様に声質重視(のような気がした)キャスティングは大劇場向きだと思いましたし、長い漫画原作をうまくまとめたらしい脚本、そしてコマ劇場の舞台機構をうまく使ったテンポの良い舞台でした。

 特に、ロボ侍の最期にはボタ泣きしてしまった。誰が演じてたのかなんて知らないで観てたので、終演後確認したら、住谷正樹さん…なんとハードゲイの人だったよ(爆)。子役との絡みが多いとかいろいろおいしい役回りだったとはいえ、びっくりしました。
 ガタイのいい人は好きなので(笑)今後もがんばって欲しいです。歌は歌える方なんだろうか~。

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2008.11.09

御冥福をお祈りします

 DUETで、ボーイズ役でご出演だった結樺健さんがお亡くなりになったそうです。

 偶然、結樺さんのラストステージを拝見しています。翌日に降板発表。その日劇場に貼り出されていた「急病による代役のお知らせ」を見ていなかったので、代役の方(振付の先生でした)に「えっ…なんで?昨日まであんなに…」と思うくらい、結樺さんは降板直前まで観客に全く気付かせずに舞台に立たれていました。

 3ボーイズの「ル・クラブ」でのやり取りのシーン、毎回毎回違っていて大好きでした。公演中にお誕生日が来て、KOJIROさんに「こいつ今日誕生日なんだ」みたいなアドリブを出されていて笑ってたこともありましたっけ。

 3人のボーイズの揃った厚みのあるコーラス、今も心に響いています。

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2008.10.15

ミス・サイゴンその2

 続いてキムの4人。

 笹本キム。7月末8月末に観ました。歌も芝居もバランスよく、物語を逸脱することがないので初見にお勧め。ドリームランドでお着替えしてるときの背中がキレイでおばちゃんドキッとしちゃいました(笑)。

 サイゴン陥落後、またボートピープルとしてバンコクにたどり着いた後の苦労が一番感じられた新妻キム。物語に描かれない時間を想像してしまいます。
 あと、新妻さんは小柄なので、ちびっこクリス(笑)と並んでもベトナム少女に見えるのもいいですね。

 知念キム。可憐なヒロイン、まさに蓮の花。歌はちょっと弱いけどとにかく表情が美しい。しかし知念ちゃんの時はケチってB席だったので(^_^;オペラでガン見してました。
 あとさすがリアル母。少女から母親になった後の違いに一番説得力がありました。実は知念キムはかなり無理して追加したので、行った甲斐があってよかったです。

 ソニンキム。…えーと、あまりにも他の3キムと違うので(ここでこう来るか!ってのが多すぎ)、1,2回しか観ない予定の人にはお薦めできない(爆)そんなキム。芝居の技術とか、役者同士の呼吸とか、舞台全体のバランスとか、そんなことを考えると手放しで絶賛はできないわけなんだけど、それでも一番泣かされました。
 ソニンキムから強く感じられるのは狂気。愛も恋も知らない少女の運命を狂わせ、まっ白な心を壊していく、綺麗ごとじゃない戦争と時代の残酷さを感じました。ちなみにカテコで「戻ってこれてない」度も一番。

 

 クリスの4人。

 井上クリスは前回よりGIっぽくなってました。エレンにサイゴンの真実を話すときの苦悩っぷりが記憶に残ってます。

 原田クリス。彼の演じたエドワードくん@タイタニックが好きでした。アンジョルラスは観られなかったんだよね。早い時期に観たせいもあるけど、可もなく不可もなくって感じであんまり記憶に残ってない…うーん。

 日本人的なまじめさが感じられる照井クリス。歌も芝居もうまいのでこの大役をきっかけに一皮剥けることを期待。「蜘蛛女のキス」でモリーナと牢獄仲間だったりゲイ友だったんだよねー。

 藤岡クリスは、観ててちょっと仕事スイッチが入ったような(笑)。なんだかひねた中高生みたいで(^_^;

 …ってクリスはこれだけか(笑)。あー私クリスに辛いなやっぱ(^o^; 私をミューオタの道に引きずり込んだクリスが私にとって永遠のクリスなので、お許しください(^_^; いつかまたどっぷり感情移入させてくれるクリスに出会えますように。

 

 ジョンの3人。

 まずは岡ジョン。岡ジョンはヒゲ面にしてもどうしたって没落貴族の血筋なGIなので(爆)、ちょーっと違うとは思うんだけどさ。特に2幕以降のスーツ姿は上品過ぎてどーみてもベトナム帰還兵に見えないんだけどさ(爆)。でもいーやって思わせちゃうところが岡幸二郎さんの魅力なんでしょうね。

 岸ジョン。体格がGIっぽいし、ちょっと不器用そうで朴訥とした感じがクリスにとっていい上司であり親友という感じ。キムにやさしいジョンだよね。

 今回もやっぱりGIというよりジャパニーズ自衛隊な坂健ジョン(笑)。でも、サカケンの演じた役の中ではやっぱり合ってる方だと思う。でもできればクリスとキムにもう少し愛情注いであげて欲しいな。

 

 エレン4人のうち、浅野エレンだけ残念ながら未見。

 初期に観たRiRiKAエレン。可愛くて、あたたかくて、帰国してズタボロになったクリスが彼女の愛にすがった気持ちが理解できました。つか、他のエレンがかなりアダルトなので、そんな女性にすがるクリスがマザコン男みたいに見えてしまう危険があるというか(笑)。
 キムと対峙した後の「今、彼女にあった」では、今までで一番エレンに同情しちゃいました。キムに会った時に差し出す手、ラストでタムを迎える手がやさしかったです。来年のレミゼでファンティーヌやってもらえませんか…今からでも(切実)。

 シルビアエレン。シルビアは好きな女優さんなんだけど、キムに対峙したとき「うわ怖っ」と思ったのは私自身がレベッカのダンヴァース夫人を引きずってたせいなのか(笑)。

 10月になってから駆け込み追加で観たほのかエレン。歌も芝居も文句なく、年齢のハンディも感じませんでしたが、いわれてるほどの包容力は感じなかったかなぁ。

  

 トゥイ3人のうち、石井トゥイだけ未見。

 私にとってエレンとトゥイはかなり重要キャラなんですね。もしかするとエンジニアよりも(笑)。なぜなら私の泣き所は、トゥイの死とラストの幕が下りる直前のエレンの行動だから。

 で、泉見トゥイ。前回再演の後ベトナム戦争関連の文献を読み漁る羽目になったのは多分に彼のトゥイのせいもある(笑)。
 幼馴染のキムを想いながら命がけで祖国のためにと戦って、大出世して迎えに行ったらよりによって宿敵のヤンキー男とらぶらぶしてたなんて、トゥイかわいそうじゃん! 死んだ後もキムの罪の意識から怨霊扱いされちゃうし! …と、今回はだいぶトゥイ支持派になりました(笑)。

 神田トゥイは、泉見くんよりは全体的に薄いんだけど、私は好きでした。人民委員長かっこいいっす。亡霊こわいっす。

 

 えー、もっともっと書きたかったけど、2カ月経ってて忘れてることも多いのでこの辺で。
 博多は行けないので、いつか帝劇で4演目があることを祈って…もちろんホーチミンとヘリとキャディラック付きの演出でお願い!(笑)

 でもまだ当分の間ベトナムモードが続きそうです。まだ読んでないベトナム本もたくさんあるし、前回同様ベトナム行きたい病も再燃中(笑)。

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2008.10.13

ミス・サイゴンその1

 7月から公演中のミス・サイゴン。記事としては書いてませんでしたが当然何度か観に行ってます(笑)。

 この連休でマイ楽としました。当初の予定では2回だけのつもりだったのに、東宝のクワトロキャスト戦術にまんまとはまり、またしても追加しまくり(笑)。でも、個性の違う役者揃いで一通りは観ておきたかったし、サイゴンは私にとっても別格扱いの作品なので悔いは残したくなかったの。

 思い起こせば4年前。初めて自分の意志で「チケットの買い足し」というものをしたのがこの演目。それまでレミゼでマチソワとかもしたことはあったけど(通しで観ると効率よく複数キャストが観られるのです)公演期間途中で買い足したのはこの時が初めて。

 そんな今日の「いささか正常でない観劇態度」(←昨年のミューオタ的流行語大賞…笑)のきっかけになったのは松・石井コンビのキムとクリス。私に観劇の恐ろしさすばらしさを教えてくれた2人。皮肉なことに、今期サイゴン前半はそれぞれ別の舞台にご出演でした。

 書きはぐってたけど松さんのSISTERSも観てきましたよ、Duet公演の合間に。鈴木杏ちゃんとの共演で長塚息子さんの演出って程度で何の情報も入れずに観たら、登場人物はほぼ全員おかしくなってるわ近親相姦モノだわとなかなかにヘビーで、観劇後丸1日引っ張りました。翌日もDuetだったのでこれで浄化したけどね(笑)。
 相変わらず松さんの狂気の演技は絶品。テレビドラマの松さんを観ていたころはこんな女優さんだと思ってませんでした。ここ数年、松さんの舞台は可能な限り観るようにしてます。

 話をサイゴンに戻して…。

 以下簡単に感想。まずはエンジニアの4人。

 軽妙さが好きです、市村エンジニア。開幕直後くらいに観ましたが、初演から何百回と演じているだけあって、骨の髄まで役が染み込んでいるという感じ。まぁ実年令の問題はともかくですね(笑)、ちょっとした台詞回しや体の動きすらエンジニア、なんですな。
 次の舞台があったので8月半ばで早上がりだったのが残念。一人芝居として見応えのある市村エンジのアメドリ、もう一度観ておきたかったです。

 一人だけ独自路線をつっぱしる別所エンジニア、初見はあまりの薄汚さにうわあぁぁ!と思ったのはナイショ(笑)。
 再演の時に観たべっしーエンジは「このエンジニアは絶対に国交回復する前にアメリカに行けてる!」と感じたのに今回すごい方向転換っぷり。彼自身もブイドイなんだってことが一番納得できるエンジニアでした。
 あとどーでもいいけどムーランルージュでの「追加料金でこの俺抱けるぜ~♪」にお客が殺到するのにもなぜか一番納得した(笑)。

 筧エンジニア。ドリームランドのお姉さんたちのまさに「頼れるわエンジニア」。サービス精神に溢れ観客を飽きさせません。1回しか観られなかったのが残念。

 橋本エンジニア。フランス人とベトナム人の「合いの子」的なルックス力は一番。チンピラ系の愉快なおにーちゃんなエンジニア。
 お客の心を掴むのがうまいよね。橋本エンジの時が一番客席が沸いてました。カテコも楽しい。8月に観たときより10月の方がノリがよかった(笑)。

Saigon_flower

 マイ楽日にお花getしました。考えてみたら帝劇でもらうのは初めてかも。

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2008.09.10

詩人の恋

 とうとう下北に踏み込む日が(笑)。小劇場系に興味無いわけじゃなかったけど、なかなかそちら方面にご縁がなかったの…といっても今回は300席overの本多劇場ですが。

 詩人の恋は、加藤健一さんと畠中洋さんによる二人芝居。再演を繰り返している舞台で、この演目ファンの友人の強力プッシュで観劇することに。すんごいよいお席を取っていただきました。
 予習、予備知識なし。まぁ、詩人のカトケンさんが畠中さんに恋する舞台ではないだろうとは思ってましたが(笑)、音楽劇であったことにも幕が上がる直前に気付く体たらく。当然、シューマンの楽曲タイトルであったことさえ…(爆)。

 というよーな「何しに来た」と言われそうな私ですが、舞台は大変に楽しめました。ストーリー自体は難しくないんですが、込められているテーマはかなり重い目です。観劇後に考えさせられることも多いのですが、でも全編にわたるステキな「笑い」によって楽しい舞台になっています。
 この絶妙なバランスは実際に観てもらわないとわかんないかも。この後全国公演ですので、お近くでしたらぜひぜひどうぞー。

 心地よく染みいる深い意味のある台詞の応酬。お二人とも芝居が上手いのはもちろんですが、歌もうまいです。畠中さんはもともとミュージカル畑の人だけど、カトケンさんはミュージカルやらないのかなぁ。もすこし大きな劇場の重要な役でも観たいぞー。

 笑って泣いてまた笑って、重いテーマなのにスッキリとした気持ちで劇場を後にし、途中で菓子パン買って帰りました(笑)。

 ここからちょっとネタバレ反転。

 スティーブンのユダヤ人としての半端なイデオロギーに反発したりするマシュカン教授自身も、強制収容所に送られていたユダヤ人だったというのがひとつのドンデン返しだったワケですが、何でだか私、早い段階で疑いもなく教授自身もユダヤ人だと思って観ていたのでした。
 というのも、教授のいで立ちが舞台演出的になんとなくユダヤ人っぽいというか(ヴェニスの商人のシャイロックとかあんな風貌じゃなかったっけ)、菓子パンの転売で小銭を稼ぐ商才(?)とか、伏線だったのかもしれないけど。
 だから、真相を知ってスティーブンが衝撃を受けるシーンで、逆に私が驚いてしまいました(^_^; まぁそんなことをさっ引いても面白かったわけですが。

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2008.07.07

Duet 〜They're Playing Our Song〜

Duet

 久しぶりに「これは是非観ておいて!」と人に勧めたくなったミュージカルです。えと、ブルックリン以来くらい?(笑)

 

 古き良きアメリカテレビドラマのように、日本人には到底真似できない(笑)洒落ていてウィットに富んだ台詞が小気味よく、たった2人の登場人物(正確にはもう少しいるんですが)にもかかわらず、2時間35分(休憩含)がアッという間に過ぎてしまい、最後まで飽きさせることがありません。

 設定としては20〜30年前のハズなのに、内容に古臭さを全く感じないのは上演台本を書いたスズカツさんのお手柄か。確かに一般的な日本人には感覚的にちょっとわかりにくい台詞もあるんですが…往年の名役者の名前が出てくるけど、あれはさすがに石原裕次郎っていうわけにもいかないだろうしなぁ…(笑)。

 石井一孝さん。この方「一見するとカッコいいのに実は変わり者のヘタレ男」ってな役回りを演じさせたらもう天下一品(笑)。
 前作もニール・サイモン風の短い台詞の応酬という会話劇でしたが、格段にテンポとノリがいい! これは知寿さんとめちゃくちゃ相性がいいのかも。
 まだ2日目というのに既にアドリブでまくってます。こんなの初めてみたかもー。

 保坂知寿さん。正直、直前イベントのときはどうにもソニアのイメージがわかなかったんですが、初日拝見してその別人ぶりに驚きました(笑)。エキセントリックなアメリカ娘っぷりに、実年齢忘れましたよ(^_^;)

 そしてそしてさすがはマーヴィン・ハムリッシュ(コーラスラインの作曲家)、曲がまたいいんです。耳に残るキャッチーなのが多く、客席に座っていても体がうずうずしてくる感じ。

 そうそう、ヴァーノンはせっかく「売れっ子作曲家」という設定なのになぜかピアノを弾くシーンがないと聞いていたのですが、あったんですよ実は!(笑) しかも弾き語り(爆) じんわりするいいシーンです…いえ、ワタクシ嘘は全くついてません(^o^;

 初日終演後、チケット売り場に人だかりができていました。

 ミュージカル、なんですが、ストレートプレイにPOPS&ROCKのライブを観たかのような感覚も残ります。とにかく、こんな素敵な舞台が観られるなんて

 I'm so lucky! (笑)

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2008.06.29

詩亜田栗絵(笑)に行ってきた

Duet_event

 6/16(月)は、運動会の振替休でした。すごいでしょ、年に2回しかないこんなチャンスにデュエットのイベントがどんぴしゃり(笑)。
 というワケで2回目のシアタークリエに行ってきました。タイトルはね、わかる人にはわかるということで(^_^;

 トークでは、人数の少ない稽古場でも(つかほぼ2人芝居ですし)場の雰囲気の良さと盛り上がりぶりが伝わってきて、例によってしこたまチケット買い込んだワタクシといたしましてはますます期待が増してまいりました(笑)。
 スズカツさんは大人数の舞台より今回のような少人数芝居のほうが専門分野らしいのでちょっと安心。
 保坂知寿さんはこの日が初めてでしたが、なんだかイメージと違って男らしい(?)さっぱりとしたお姉さまという感じ。まだ「停電になっても君だけは明るい」ソニアのイメージではありませんが、初日どう演じてくださるか楽しみです。
 そしてもちろん、停電になってもご町内全域を照らしてくれそうな石井さんによる、ヴァーノンへの変貌ぶりも(笑)。

 トーク後に3曲楽曲披露がありましたが、これが近年稀に見るくらい、石井さんの歌声の明度と彩度が際立つよな曲で、ちょうど友人とそんな話をしていたところだったので思わず笑っちゃっいました。デュエット公式ブログに動画が上がってますのでぜひぜひご覧ください。

 会場でおこりっぽいウサギさん探したけど、小さすぎてみつかんなかったわ。ぷんぷん(笑)。

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2008.04.14

Broadway Gala Concert 2008

 そんなワケで赤坂から青山までハシゴです(^_^;

 正月恒例ガラコン、今年はキャストのスケジュールが合わなかったのか4月です。今年の1月は寂しかったですよ。やはりGalaとつくくらいですから、お屠蘇気分のうちにやってほしいなー。

 今回のメンバーは、舞台公演中の人が多くて手薄感のある男優陣に比べて(^_^;女優陣が豪華。…というか単に自分好みだったのかも知れませんが、特に女優さんの曲が楽しめました。大浦さんのラ・カージュとシカゴはカッコよかったし、マルシアのOne Night Onlyにはミサイルパットでちとウケてしまったけど(去年のタナボタ観た人ならわかるハズ(^_^;)、純名りささんのマリア from Sound of Musicは、なんかもー明日からでも演じてほしいです。あと、山崎いっくん育三郎くんも、次回マイフェアぜひフレディでお願いしたい。

 石井さんの担当は、RENTからSeasons of Love、BKLINからSometimes(マルちゃんキーヨのコーラス付き!)と、主催者側の希望と今歌いたい曲がぴったり重なったんではないかというラインナップ。
 CD収録曲だったり本役だったりと冒険曲(笑)がなかったのが残念ではありましたがしかーし(笑)。

 ここしばらく歌なしのストプレ漬けだった石井さん、久しぶりに歌うというヨロコビが劇場中に溢れかえるようなトンデモナイ勢いがあって(笑)。選曲もそうですが、とにかく歌ってて気持ちよさそうで気持ちよさそうで。ファンとしても久しぶりに「石井一孝、全力で歌う」を堪能させていただきましたヽ(^o^)丿

 そして私的今回の見どころのもうひとつ、一幕ラストのOne Day More!
 石井バルジャン、今井ジャベール、山崎マリウス(現役)、純名コゼット、歌穂さんと新妻さんのWエポニーヌ(笑)、大浦テナ妻、マルシア(ファンティーヌ)ピエール少年。そして、12日限定で、小西アンジョルラスの背後に岡アンジョらしい人もいたらしい(笑)。
 …という往年キャス勢揃いのド迫力でした。というか、石井さんのバルジャン発声を聴いただけで震えが来ました。13日の楽は開演中頻発したマイクトラブルのお詫びということで(^_^;)アンコールにもう一度One Day Moreを歌ってくれたんですが、イントロが流れるとすぐにスイッチが入って拍手の中幕が下りるまでずっとバルジャンが抜けなかった石井さんを見て、いつかまた帝劇で石井バルジャンにお会いできる日が来ることを祈らずにはいられませんでしたさ。

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祝祭音楽劇トゥーランドット

  1. その頃ちょうど手元にチケットがなくて心に隙間があった
  2. 「トゥーランドット」って名前にビミョーに古傷が疼いた(フィギュアスケートに非ず…笑)
  3. しばらくご縁がなかった豪華絢爛大作系ミュージカルが観たかった
  4. とりあえず新劇場・赤坂ACTシアターに行ってみたかった

 主要キャスト3名のファンというわけでもないのに、どうしてトゥーランドットのチケットを取ってあったのかと観劇仲間に聞かれたので理由を挙げるとこんな感じ。あと強いていえば振付に岡千絵さんが入ってるとか。
 当然、チケット取った日がガラコンにぶつかるとか、同じ4月に石井さんのライブが入るなんてことも知りませんでしたし(^o^;

 

 前置はさておき(^_^;
 予習皆無であらすじもざっくりとしか知らず、もちろんオペラ版も観ていないんですが、これはプッチーニのオペラの設定だけ借りたオリジナルということでいいんですよね。例の「誰も寝てはならぬ」なんてのは出てきませんし。

 まず、トゥーランドット役のアーメイさん、途中まで台詞がないんですが、しゃべった瞬間、台詞の中国語訛りがかなり…ツラく感じました。他国に人質に出されていた姫という設定なので、そのせい…そのせい…と自分を納得させようとしたけど、やはりどうも物語に没入するのを阻むなぁ…。キャスティングに話題性を狙ってるんでしょうけど、この役別に日本人でよかったと思うんだけどなぁ。

 そのせいもあるのかも知れないし、ひょっとすると演出上敢えてそうしてるのかも知れないけど、カラフ役の岸谷五朗さんとトゥーランドットの2人に、神が導いた運命的な出会い(あれ、表現違うかも)というドラマチックなものをあまり感じないのです。2人、要所要所で見つめあったりしてるんだけど、こういうところはもう少しベタにやっちゃってもいいような。
 そうするとカラフとの別離、そして再会の場面にもう少し感情移入できて、この舞台もっと面白くなる気がするなぁ。さらに言えば、流浪の異国の王子はもう少し若いイケメン設定(笑)であってほしかった。それには岸谷さんはちょっと貫禄でちゃってるかなぁ。

 そしてこの2人に絡むワン将軍の中村獅童さん、無骨な武将である彼が長い間守護し続けてきたトゥーランドットを愛するあまりに非道を…という結構おいしい役どころなのですが、なんだか単なる悪役で終了っぽかったのがもったいない。
 あと歌は…無理に入れない方がよかったかと存じます(^_^; 私、役者さんの歌は音をよほどハズしてなくて感情が乗っていれば大抵OKな人なのですが、今回はさすがにうーんと思いました(^_^;)
 そして、かなり期待していた殺陣も、なんだかイマイチ決まってない気がしたのですが…あれっ?私アンチみたい。あっあっデスノのリュークは好きでしたよーヽ(^o^;丿

 いつになく辛口ですが、3.の大作感は十分楽しませていただきました。ワダエミさんの衣装は豪華だし(劇場係員も同系衣装を纏って雰囲気出してます)、アンサンブルがこんなに多い舞台は私、初めてかも知れないというくらい出演者が多く、客席通路4本いっぱいに使った演出には迫力がありました。ダンスシーンもよかったしね。

 早乙女太一くん、アニメ声っぽい感じもしましたが、宦官としての中性的な魅力はさすが。
 あと意外といったら失礼なんですが(^_^;)阿倍なっちががんばってました。リューの最期はもう少し丁寧に描いてほしかったな。

 

 最後に4.赤坂ACTシアターのこと。
 客席の傾斜がかなりついてるので、前の人の頭が視界を遮ることが全くないのはありがたいです。今回のようにセット自体にに高さがあると、かえって前方席の方が上方を見上げる形になって首が痛そうですが(^o^;
 千代田線・赤坂駅を降りてすぐ目の前の好立地ではありますが、それでも時間には余裕を持って行ったほうが無難です。ギリギリですと地下鉄を出て座席に着くまでに相当数の階段を駆け上がる羽目になります(苦笑)。迂回すればバリアフリーなルートもあるのかなーという感じもしましたけど、急いでるときは探してる余裕無さそう。
 ちょうど暑い日だったので汗をかきかき席についたら、舞台セットもまた急階段で苦笑いでした。このセット、階段を上から転げ落ちたり高いところから大ジャンプする場面が多いので、楽まで事故がないといいなと思いました。

 パンフは2500円…ごめんなさい高過ぎて買えませんでした(^_^;)

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