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2008.09.10

詩人の恋

 とうとう下北に踏み込む日が(笑)。小劇場系に興味無いわけじゃなかったけど、なかなかそちら方面にご縁がなかったの…といっても今回は300席overの本多劇場ですが。

 詩人の恋は、加藤健一さんと畠中洋さんによる二人芝居。再演を繰り返している舞台で、この演目ファンの友人の強力プッシュで観劇することに。すんごいよいお席を取っていただきました。
 予習、予備知識なし。まぁ、詩人のカトケンさんが畠中さんに恋する舞台ではないだろうとは思ってましたが(笑)、音楽劇であったことにも幕が上がる直前に気付く体たらく。当然、シューマンの楽曲タイトルであったことさえ…(爆)。

 というよーな「何しに来た」と言われそうな私ですが、舞台は大変に楽しめました。ストーリー自体は難しくないんですが、込められているテーマはかなり重い目です。観劇後に考えさせられることも多いのですが、でも全編にわたるステキな「笑い」によって楽しい舞台になっています。
 この絶妙なバランスは実際に観てもらわないとわかんないかも。この後全国公演ですので、お近くでしたらぜひぜひどうぞー。

 心地よく染みいる深い意味のある台詞の応酬。お二人とも芝居が上手いのはもちろんですが、歌もうまいです。畠中さんはもともとミュージカル畑の人だけど、カトケンさんはミュージカルやらないのかなぁ。もすこし大きな劇場の重要な役でも観たいぞー。

 笑って泣いてまた笑って、重いテーマなのにスッキリとした気持ちで劇場を後にし、途中で菓子パン買って帰りました(笑)。

 ここからちょっとネタバレ反転。

 スティーブンのユダヤ人としての半端なイデオロギーに反発したりするマシュカン教授自身も、強制収容所に送られていたユダヤ人だったというのがひとつのドンデン返しだったワケですが、何でだか私、早い段階で疑いもなく教授自身もユダヤ人だと思って観ていたのでした。
 というのも、教授のいで立ちが舞台演出的になんとなくユダヤ人っぽいというか(ヴェニスの商人のシャイロックとかあんな風貌じゃなかったっけ)、菓子パンの転売で小銭を稼ぐ商才(?)とか、伏線だったのかもしれないけど。
 だから、真相を知ってスティーブンが衝撃を受けるシーンで、逆に私が驚いてしまいました(^_^; まぁそんなことをさっ引いても面白かったわけですが。

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