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2008年9月の6件の記事

2008.09.28

フードファディズム

 雑記−「食育」(食品安全情報blog)

 このところの食品事件と直接は関係ないですが、リンク先の記事を読んで、思い出したことがひとつ。

 

フードファディズム - Wikipedia

 フードファディズム(food faddism)とは、食べものや栄養が健康と病気に与える影響を過大に信じること、科学が立証した事実に関係なく何らかの食べものや栄養が与える影響を過大評価することである。科学が立証したことよりもその影響を信じ固執していることである。

 

 行き過ぎたマクロビオティック(あくまで「行き過ぎ」です。マクロビの考え方自体は私自身納得できる部分もありますし) とにかく牛乳が毒じゃないと夜も日も明けないアンチ牛乳な皆さん、白砂糖は体に良くないと信じている人たち(ヒドいと「だからうちでは三温糖を使ってます」というオチがついたりする)、今ブームが再燃しているバナナなどの単品ダイエットも、広く考えればフードファディズムのひとつかなぁ。

 

 上記記事で、

 大橋さんはマクロビオティックにも熱心で、以前は肉を食べないので妊娠中に鉄分が不足するため毎日ひじきを食べているという話をしていて驚いたことがあります。汚染米とかメラミンとかで大騒ぎしていますが、そんなものよりはるかに問題が大きいです。

 という部分がありますが、仮にもマスメディアの世界にいた人が、よかれと思って妊娠中に毎日ひじきを食べまくってたなんて何でそうなるの〜と言いたくなります。大体、ひじきの無機ヒ素含有については一時かなり話題になってましたよね。
 無機ヒ素はもともとひじきに含まれますが、人間が食べてきた歴史も長く、日本人の一般的な食べ方なら全く問題ないといわれています。実際、給食でもときどきひじき料理を出しています。
 ただし「鉄分補給」目的の量を「毎日食べ続ける」のは明らかに「一般的な食べ方」を逸脱しています。しかも、妊婦さんが…(ToT)

 でも、栄養士や養護教諭でも単品ダイエットに励む人がいるくらいなので、しかたないのかな…(-_-メ)

 ひじきの件は「知らなかった、食べ過ぎはもうやめます」で、改善されるのかもしれませんが、この仕事をしていると「○○はよいもの」「△△は悪いもの」と頑なに信じ込んでいる人に出会うことがあります。
 しかも、盲信レベルまで行き着いている人の難しいところは、「自分だけが実行する」のではなくそれを成長期のわが子や周囲の人たちにも実行させようと画策する点です。

 一度「正しい」「それがすべて」だと信じてしまったことを修正するのは並大抵のことではありません。いくら論理的、科学的な根拠を提示したとしてもね。当人が理解しようと思っていないことは理解できないという、いわゆる「バカの壁」。

 

 上記リンク先から飛べるサイトで

 「手作り雑貨とかも売ってるエコなカフェでっせ」的な店にあった冊子

 の画像があるのでぜひご覧ください。ツッコミどころが多過ぎてなにか指摘する気持ちすら萎えますが、実際こういうレベルの理論武装で学校に乗り込んでくる正義感の塊のような人はもはや宗教の人です。
 だってこの冊子、アレだよね。よくポストに勝手に投げ込まれている勧誘冊子とノリが全くおんなじ(^_^;)

 

 子どもの食に責任を持つのは親の義務です。食に関する様々な情報にアンテナを高くし、それを実生活に生かそうとすること自体はすばらしいと思います。耳を塞いで目を閉じて、子どもの食事に無関心な人よりはずっと。

 ただ、そのアンテナの受信数がちょっと少なめで、受信した情報を鵜呑みにしてしまい客観的な判断ができない人が激増している気がするのです。

 メディアリテラシー教育の必要性が叫ばれて久しいですが、もう既に大人になってしまっている私たちは、

 何かを信じる時は、その意見の対極の立場からの情報にも耳を傾けてみよう。

 ということを肝に銘じるだけでも、客観的な判断の手助けになるのではないでしょうか。目の前には、情報収集にとてつもなく有効な箱があることですしね。

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2008.09.24

食品事件多発

 先週末は「ベトナムフェスティバル@代々木公園」と「フードシステムソリューション@ビッグサイト」と、東京で2つも行きたいイベントがありました。

 土日のベトナムフェスは過去最大規模ということで、行きたかったなぁ。それでもってベトナムつながりでミス・サイゴンと梯子できたらシアワセだったな(^_^;

 F-SYSの方は、特に手洗い,トイレ関係のノロウィルス対策最新設備(あると予想)を見たかったのと、あと金曜日に農水省のエライ人による食料自給率と学校給食についてのセミナーがあったので、実はそれがすごく聞きたかった。
 何とか休みとれないかなーとギリギリまで残業頑張ってみたけど、最終的に事故米騒動にトドメを刺され、諦めがつきました(^_^;

 

 その事故米、二転三転しましたが(^_^;うちの町は幸いにして該当品は使用していませんでした。でも、卵加工品は使っているので、「たまたま」運がよかっただけと肝に銘じています。

 今回は学校給食だけで大変な規模に膨れ上がっていますが(詳細はドニさんちをどぞ)たぶん、普段は可能な限り手作りメニューを出しているようなところでも、よほどの小規模でない限り厚焼卵やオムレツなどの卵製品だけは冷凍品を使っている場合が多いせいですよね。
 今回は該当してないですがたとえば錦糸卵、五目寿司なんかの色合いにちょっとだけ欲しい時にとってもありがたい素材品だし。

 卵の調理特性と安全上、大量調理ではいり卵系や卵とじ系、せいぜい目玉焼き系が限界。大規模センターだと限界値はもっと低い。慎重なところは、液卵を使ったかきたま汁もの系以外やらなかったりするくらい。
 でも、卵料理はある程度取り入れなくちゃだし、卵自体お安いので今は特に使いたい(苦笑)。給食向きの卵料理、もっと開発しよう…。

 

 メラミンミルクの方もなんだかイヤな予感がします。今日、薬剤師さんと話したんだけど、錠剤などには乳糖が使われるのでそちらへ広がることを心配していました。そういえばBSEの時も医薬品用途あったっけなぁ。

 この夏休み期間中、緊急時用の危機管理マニュアルを作っていたんですが、うう゛…もう少しいろんなケースを想定する必要がありそう…。

 

 とにかく、いろいろと立てこんでるような時期に限ってこういう事件は起きる。思い起こせば餃子事件。あの時も研究発表大会直前でエライことになってました。でも、ひとたび起これば当然、授業の準備があろうが会議があろうが仕事優先順位のトップ項目。提供している給食の安全に係わる問題となれば、たとえ「実際には健康被害が起きないレベル」でも、たとえ「被害範囲が広すぎて責任がうやむやな気配が周囲に漂っていても」そうするしかない…と私は思っているんですが(^_^;

 そして何か事あるごとに「安全確保を徹底」と通達を下す文科省サマ、もちろん産地確認等は今後もやっていきますが、実際問題現場レベルでは書面上での確認以上のことはムリです。
 当然、文科省給食担当様レベルの問題でもないので、国家レベルでの対策を早急にお願いします…麻生さん頼むよホントに(泣)。

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2008.09.17

雲の上のくむにょ

 登ってるよ記事を書いたら下山したよ記事を書かないと遭難したことになるのかな(笑)。

 唐松岳に一泊登山してきました。ご存じの方はご存じかと思いますが、2600m級の山ですが難易度は低めです。ビギナー、無理しなーいヽ(^o^)丿

 では、いつもより大きめのサイズで山画像をどぞ。

Karamatu_1

Karamatu_2

Karamatu_8

Karamatu_9

Karamatu_7

 なんで私、雲の上に立っているんだろうと不思議な感覚になります。

Karamatu_4

Karamatu_3

 山頂です。こんなにお天気に恵まれることは稀だそうで。久しぶりの山だったけど、登りはなんとか…。翌日下りで足が死んだけど(^_^;

Karamatu_11

 唐松岳山頂、日の入り直前にブロッケン現象と遭遇。こんなにすごいのは初めてみました…。写っているのは私。向こうに見える山は数キロ離れてることを考えると、ド迫力が想像できます?

Karamatu_5

 山荘から、唐松岳に沈む夕日。ご来光目当てで一泊したので日の出も撮ったんだけど、撮影失敗(^_^;

Karamatu_12

 唐松岳山荘です。山小屋お泊り初体験。新しくて意外とキレイで快適でした。水が貴重な山ではもちろんお風呂はないし、歯磨きしたけりゃペットボトルの水だけどね。

Karamatu_6

 2段ベッド…じゃなくて2段部屋の上の階。頭ぶつかるので立てません。布団もきれいで臭いなんてことはなかった(^_^;

Karamatu_10

 下山途中の丸山ケルン。今、パソコンの壁紙となって私を癒してくれてます。

 下山後はもちろん温泉につかり、汗を流してさっぱりし、信州そばを食べてから帰路に着きました。新潟は直江津経由で行ったのでおいしいお魚も堪能しましたよ。

 

 そういえば最近仕事のお話を全然してませんが、そーいう時はなんかあったんだなーとそっとしておいてください(ToT)/~

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2008.09.14

北アルプス登山中

北アルプス登山中
山は宿泊学習の引率以来で2年ぶりなのでちょっとドキドキ(^o^;

携帯が繋がってることにもビックリ。

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2008.09.10

Iceberg ahead!

Namaichigo

 かき氷スキーな私としては、前に花うさぎさんのブログで拝見してからずーっと食べてみたかったのです。何とか今シーズンのうちにと思い、下北に行くついでにわざわざ途中下車し(笑)食べてきました。

 目白駅前の志むらさんのかき氷・生いちごかけ800円の練乳+100円。ちょうどお祭りの日で少々待たされましたが、待った甲斐はあった。

 高さ20cmはある!でかーい氷山に、いちごしこたまで真っ赤な断崖絶壁が築かれてます。当然食べ応えアリアリですが、甘さは控えめ。時間をかけて何とか氷壁登頂に成功しました(笑)。

 また来夏食べに行きます。花うさぎさん、ご紹介ありがとう(o^-^o)

 

 で、氷山といえば、当然タイタニック(笑)。チケットは既に1日分確保しましたが、もう少し取りたいな…時期的にまた採用試験と当たりそうでビミョーな感じではありますが。

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詩人の恋

 とうとう下北に踏み込む日が(笑)。小劇場系に興味無いわけじゃなかったけど、なかなかそちら方面にご縁がなかったの…といっても今回は300席overの本多劇場ですが。

 詩人の恋は、加藤健一さんと畠中洋さんによる二人芝居。再演を繰り返している舞台で、この演目ファンの友人の強力プッシュで観劇することに。すんごいよいお席を取っていただきました。
 予習、予備知識なし。まぁ、詩人のカトケンさんが畠中さんに恋する舞台ではないだろうとは思ってましたが(笑)、音楽劇であったことにも幕が上がる直前に気付く体たらく。当然、シューマンの楽曲タイトルであったことさえ…(爆)。

 というよーな「何しに来た」と言われそうな私ですが、舞台は大変に楽しめました。ストーリー自体は難しくないんですが、込められているテーマはかなり重い目です。観劇後に考えさせられることも多いのですが、でも全編にわたるステキな「笑い」によって楽しい舞台になっています。
 この絶妙なバランスは実際に観てもらわないとわかんないかも。この後全国公演ですので、お近くでしたらぜひぜひどうぞー。

 心地よく染みいる深い意味のある台詞の応酬。お二人とも芝居が上手いのはもちろんですが、歌もうまいです。畠中さんはもともとミュージカル畑の人だけど、カトケンさんはミュージカルやらないのかなぁ。もすこし大きな劇場の重要な役でも観たいぞー。

 笑って泣いてまた笑って、重いテーマなのにスッキリとした気持ちで劇場を後にし、途中で菓子パン買って帰りました(笑)。

 ここからちょっとネタバレ反転。

 スティーブンのユダヤ人としての半端なイデオロギーに反発したりするマシュカン教授自身も、強制収容所に送られていたユダヤ人だったというのがひとつのドンデン返しだったワケですが、何でだか私、早い段階で疑いもなく教授自身もユダヤ人だと思って観ていたのでした。
 というのも、教授のいで立ちが舞台演出的になんとなくユダヤ人っぽいというか(ヴェニスの商人のシャイロックとかあんな風貌じゃなかったっけ)、菓子パンの転売で小銭を稼ぐ商才(?)とか、伏線だったのかもしれないけど。
 だから、真相を知ってスティーブンが衝撃を受けるシーンで、逆に私が驚いてしまいました(^_^; まぁそんなことをさっ引いても面白かったわけですが。

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