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2007年2月の4件の記事

2007.02.19

ブルックリン~新しい表現の形

Bklyn_pos

 いよいよ初日を迎えましたブルックリン・ザ・ミュージカル!!

 何やらトンデモナイ舞台の誕生に立ち会ってしまった、という心境。

 これ、本当はミュージカルじゃないのかも知れない、と思いました。卓越した5人のパフォーマー達が生み出す空気と空間に熱狂する観客。実際、何度舞台にコインを投げ入れたくなったことか。

  もちろん、お代はできる範囲でね(笑)。

 

 ミュージカルに馴染みのない人、タモリさんみたいに毛嫌いしてる人にこそぜひ観てもらいたいな。

 ちなみに、今回公演期間が短すぎるので結構バッチリCD予習はしていったつもりだったのですが、悲しいかな英語耳は持ち合わせていないので(苦笑)ああいうオチだったとは知りませんでした。

 友人同士で、自分が先に観た舞台は、後に観る仲間にキーワードを伝える習慣があるのですが、今回の場合はもうこれしかないでしょう。

 「ストリートシンガー」

 ミュージカルのお客さんって、客電がつくとそれまで暗闇の中でダダ泣きしてても(笑)淡々と立ち上がって出て行く人がわりと多いような気がするんですが、昨日ホールから出てきたお客は明らかにライブ帰りのノリでした。私も高揚したシアワセな気持ちのまま帰途に着きましたよ。

 いっぺん、立ち見でいいから最後列でリズム取りながら観たい(笑)。

公式サイト→ミュージカル「ブルックリン」

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2007.02.14

紙上バイキング

 最近芝居話ばっかしてますが、書いてないだけで仕事もしています(笑)。ということで、先月小学校に行って授業してきた時の使用教材をご紹介。

 前にちらっと書いたかな、夏休みに町内4人の栄養士で作った料理カードです。食生活学習教材(高学年用)の「紙上バイキング」より。
 本町の5年生は、1月に臨海自然教室に行きます。宿泊先の食事はバイキング形式なのです(^_^; 去年までは、子どもたちは欲望のおもむくままに食事していたので(^_^;事前指導を兼ねてこの時期にやることになりました。

Syokuji_card

 40種類くらいの絵カードを一クラス分40枚ずつ作りました。実は丸1日以上かかってます(^_^;予想以上に大変でした。カラーでプリントアウトしたものに補強の意味でラミネートして切り抜いて…町内10校で使いまわすので強度はとても重要…。

  Viking2

 本の中だけでバイキングするより、ぐっとそれらしくなりますよね。(もちろん本物のバイキングには及びませんが…) 市販品でこの手のカードもありますけど、この場合は本と全く同じイラストを使ってないと意味がないわけで。

 100均トレイ(スタック収納可能なものを見つけました)に料理名をつけて、出先の学校でもささっと用意できるようにしています。

Viking3_1

 テーブルに戻って選んだ料理を並べてみたところ。この後、本のページを進めて自分が「主食」「主菜」「副菜」をバランスよく取っていたのかをチェックするわけです。
 最初は何も言わないで自由に取らせるので、大抵は副菜が不足して主菜が過多になります。でも、指導後2回、3回と回数をこなすうちにだんだん上手に取れるようになってきます。
 本番の自然教室ではどうだったのかな?今度小学校の先生に会ったときに聞いてみます。

 カードを取るときにお盆が用意できるともっとそれらしくなるんでしょうけどね。午前中なので無理でした。中学校のお盆がこの夏買い替え予定なので、一クラス分処分しないでキープしておきましょうか。

 

 ただ今右サイドバーのリンクを少し見直し中です。とりあえず【情報リンク】の上の方が新着…とはいえないけど(^_^;新しく加えたもの。そろそろ年計を見直さなくてはなので、食育新6観点へのリンクもを入れておきました。これ、言われ出してからずいぶん経ちますが、公式にはっきりとした形で出てきませんねー。

 食生活学習教材へのリンク、配布該当学年以外で活用しようとすると結構無くされてしまってたりするので、印刷データがあると助かります。いつの間にか低学年用もアップされていました。
 そういえば、上のカードって、リンク先のPDFデータを加工して作ったわけなんですが、これって許可取れば再配布できるのかしら…。多分、使いたい方他にもいると思うんだけど。

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2007.02.13

Nearer, My God, to Thee

P1000099  というワケで、公演最終週の2/3(土)はこの忙しいときにマチソワしてました(爆)。2回目観劇で終われなかったどころか完全に火がついてしまった私、オケピやヤフオクで粘る余裕はなかったので取れる席を取りました。3階最後列とかなら苦労しないで取れたので(^_^;
 こうなると、どんな大作でも短期間しかやんないフジテレビ系ミュージカルはありがたいのかも知れない。3週間じゃ通い詰める暇がないから。

 
 もともと「職務に殉じる」という精神が私の最も心震わすツボなのです。ドラマで言えば「救命病棟24時」の第3シーズン、震災後不眠不休で働く医師たちの尊い魂に泣き、助けを求める被災者を振り切ってでも火災が広がるのを防がなくてはならなかった消防士の苦悩に共感して泣く。

 だから、タイタニックの場合も、一人でも多くの乗客の命を救おうと懸命に救命ボートを下ろした航海士、沈没寸前になって船長に任を解かれても打電をやめなかった通信士、最後まで船に灯りをともし続けた機関士、年若くして死んでいったベルボーイたち……こういった人たちにもっと焦点を当てて欲しかった。
 キャメロン映画版は、あくまでラブストーリーが中心なのでそのへんの掘り下げはイマイチ。唯一きちんと描かれているのは沈没するまで演奏をやめなかった楽士たちくらいかな。
 マードックなんて、賄賂もらって乗客撃っちゃった挙句にピストル自殺というヒデェ描かれ方してるしね(注:映画では後日この件に関して製作側が謝罪してます)

 ミュー版タイタニックは、創作ラブストーリー(もちょっとあるけど)以外の史実部分に比較的忠実で、それによって誰かが極端に主人公になることもなく、シーンごとに中心になる人が変わるし、スポットが当たってない時や舞台袖でもその登場人物のストーリーはリアルタイムで進行していく。
 特に、ジム・ファレルとケイト。最初観たときは、バレットから譲られてケイトとライフボートに乗ってしまうジムの行動に全く共感できず???でしたが、2回目に観たら、薄暗い舞台下手でケイトのお腹の子ごと受け止めて守ろうというジムと、ケイトの戸惑いという心の動きが分かる芝居がしっかりと展開されてました。なんでこんな大事な芝居をわかりにくいところでやるんだ…(-_-;

 確かアフタートークで大澄賢也さんが「(プリンシパルの人数に合わせて)13回観ないと分からない部分がある」というようなことをいってたけど、まさにその通り…というか、アンサンブルでもライトラーとフリートとエドワードとエドガーとカルドザとグッゲンハイムと(以下延々…)と追わなくちゃならないんじゃない?(爆)

 バルジャンを追っていけばとりあえず話が展開していくレミゼと違って、話の本線が絞れないから、一見客にはちょっと不親切な、バラけた的の絞りにくい印象が残っちゃうかも知れません。で、あっというまに沈んでもう終わり?と(苦笑)。
 一方リピーターは、観る度に一部の役者を追いながら他役者の芝居も含めた舞台全体を脳内で補完しながら観ているのだな(爆)。もっとも、そうせざるを得ないのは演出の問題なのかな~という気もするれど。沈没シーンも、もう少しひとりひとりの死の覚悟やその最期をじっくり見せて欲しいような気もするけど、この舞台が重きを置いているのはそこではないのでしょうからこれは仕方ない。

 
 最後にもうひとつ、舞台セットの話。今回のセットはちょっと変わっていて、額縁が海底のタイタニックと同じように鉄が腐食して鉄錆がつららのように垂れ下がった装飾なんですよね。舞台全体がまるで沈没船のよう…。舞台セットも、例えばブライドの通信機が置かれてるデスクは新造船にもかかわらずなぜか錆が浮いている。

 エピローグ、カルパチア号に救助された人たちが毛布をバサッと投げ捨てると、そこには海に消えた人たちがいて出航のときと同じように甲板に並び、船着場で見送る人たちに手を振っています。「サウザンプトン!」「イングランド!」最後の最後になって冒頭の出航シーンに戻るわけです。

 もしかしてこのストーリーは、今も暗い深海に眠るタイタニック自身が秘めた記憶なのかもしれない。壊れたレコードかなにかのように何度も何度も繰り返して再現される「記憶」。
 出航の歓声も一等客の笑い声も三等客の歌声も、ライフボートの別離の涙も沈没の悲鳴も、海底で今も延々と繰り返されている。多分、あと100年かしてさらに腐食が進んで本当にタイタニックが消えてなくなるまで。…これは辛過ぎる解釈でしょうか。

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2007.02.12

Godspeed TITANIC

 知らない人はいない1912年のタイタニック号沈没事故。確か、私が最初に知ったのは中学生の英語の教科書の中のエピソードででした。夏休みの暗唱課題だったのです。“Iceberg ahead!”は当時クラスで流行語でした(笑)。暗唱内容はもうほとんど覚えてないけどね。

 「1500人以上の人が北大西洋に投げ出されて亡くなった」というところで終わる文章(確か)は、多感な中学生には十分衝撃的な話で、当時なにか本を探して読んだ覚えがあります。この頃から関連書籍を当たらずにいられないオタク気質が(笑)。その頃海底に沈んだタイタニックが発見されているので、世間的にも話題になっていたのかも知れない。

 もちろん、97年のディカプリオとケイト・ウィンスレッドの映画も観ましたよ。楽団が「主よ、御許に近づかん」を奏で出した辺りからダダ泣きでしたよ。テレビ放送がある度に律儀に視聴してはタイタニック関連サイトを彷徨う旅に出てましたよ。
 
 …で、長々と何がいいたいかというとですね。タイタニック・ザ・ミュージカル、石井さん出てるわけじゃないし(笑)給食週間後に1回取っとけばいいやと思っていた私が大バカでしたという話。

 1/7のガラコンで関係者席が放出されてたのを見て1回分買い足し。ああ今年も相変わらずストレスの数だけチケが増えるよ~(笑) 公演スタート週に友達と一緒に観ました。
 ストーリーは熟知してたのでミュー版に関しては何の予習もしてませんでしたが、ミュー版は映画とは全く異なりたまげるほどの群像劇っぷり
 一応主役は、松岡充くん演じる設計士になってますが、13人のプリンシパルどころかアンサンブルにもそれぞれに見所が多過ぎて、この時点では「こりゃ1回じゃとても観切れないな、チケット増やしておいて良かった~」くらいに思ってました。

 で、2回目の観劇。
 給食週間が終わった週の金曜日の夜、職場からそのまま先輩の受賞記念祝賀温泉飲み会に向かい一泊(滞在12時間)、朝、早起きして教育研究発表大会に参加してから(来年発表するので予定外で急遽参加)、それが終わるとそのまま電車に飛び乗って上京。贔屓も出てないのに何故かそこまでして行った2回目のタイタニックで…完全に落ちました

 群像劇は役者の「こんなシーンであんな芝居してる」的な細かい部分の面白さに気付いたら止まらない。むしろ、1回だけしか観なかったら全体の印象がまるで違っていたかも。

 演出的には賛否両論ありそうな舞台ですし、私自身「うーん…!?」と思う部分もあるのですが「昔のレミゼでバリケード辺りにハマった人はハマる」と観劇友達が予言したとおり、公演最終週は、残り少ないチケを求めるリピーターでオケピは瞬殺ヤフオクは高騰とエライことになっていました(笑)。

 続く(爆)

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